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殻の内部に美しい空洞を残す、白い外殻と縫合線のコントラストが実に面白い標本。中生代ジュラ紀のスマートなアンモナイト、カルディオセラス科(Cardioceratidae)の化石/【an2733】
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こちらは、ロシアのジュラ紀中・後期の地層から産出したカルディオセラス科(Cardioceratidae)のアンモナイト化石です。科名の「Cardio」は「心臓」を意味しており、これは殻を正面(腹側)から見たときの断面が美しいハート型(心臓形)に似ていることに由来します。本個体は、外側の白い殻が部分的に残り、そこから暗色の緻密な「菊葉状の縫合線」が露出することで、天然の芸術品のような見事なゼブラ模様を描き出しています。
外殻が剥がれた部分には、芸術的な「菊葉状の縫合線(アモノイド型縫合線)」が、まるでお洒落な模様のようにくっきりと浮き出ています。
反対側の面でも、美しい白と黒のツートンカラーが見られます。中心の「へそ」と呼ばれる巻き始めの部分から、外周に向かって力強く刻まれた肋の立体感が、潰れることなく綺麗に保存されている点にもぜひご注目ください。
本標本の非常にユニークな特徴として、手にしたときに驚くほど「軽い」ことが挙げられます。通常のアンモナイト化石は内部に鉱物がぎっしりと充填されて重くなりますが、この標本は内部の部屋(気房)にほどよく空洞が残されているため軽量なのです。太古のアンモナイトが浮力調節のために持っていた「殻の中の空間」が、数億年の時を超えてそのまま残された、ロマンあふれる珍しい保存状態と言えます。
カルディオセラス科の大きな特徴である、ピッチの狭い規則的な肋(うね)のラインが、中心部まで残されています。
殻の腹側(外周)および殻口側から撮影しました。肋模様は腹でVの字を形成しています。また、殻口の断面からは、茶色い方解石(カルサイト)の結晶とともに、内部に一部空洞が残っている様子を観察できます。
サイズは直径の最大部で約55ミリです。
100円硬貨とのサイズ比較です。一般的なずっしりとしたアンモナイト化石とは異なり、内部に空洞を残した軽やかな仕上がり、そして白い外殻と複雑な縫合線が織りなすゼブラ模様など、個性がこれでもかと詰まった見応えのある標本です。全体の輪郭も非常に明瞭です。
商品スペック
| 商品ID | an2733 |
|---|---|
| 年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
| 学名 | 殻の内部に美しい空洞を残す、白い外殻と縫合線のコントラストが実に面白い標本。中生代ジュラ紀のスマートなアンモナイト、カルディオセラス科(Cardioceratidae)の化石 |
| 産地 | Russia |
| サイズ | 直径5.5cm 厚3.2cm |
| 商品解説 | 殻の内部に美しい空洞を残す、白い外殻と縫合線のコントラストが実に面白い標本。中生代ジュラ紀のスマートなアンモナイト、カルディオセラス科(Cardioceratidae)の化石 |

アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。
アンモナイトの基本構造






























