- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- ゴニアタイトの化石販売
- 直径最大部146ミリ超えの大判標本、アンモナイトの祖先、ゴニアタイト(Goniatite)の美麗化石
直径最大部146ミリ超えの大判標本、アンモナイトの祖先、ゴニアタイト(Goniatite)の美麗化石/【an2627】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 8,200円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら

こちらは、アンモナイトの祖先にあたる「ゴニアタイト」と呼ばれる頭足類です。やや分かりにくい部分ですので、少し解説いたします。
「アンモナイト」とは、主に中生代に繁栄したグループを指します。その一つ前の時代区分である古生代に栄えていたのが、この「ゴニアタイト」と呼ばれる生物です。
いずれも「頭足類」に分類されるグループで、現生のイカやタコなどもこの仲間に含まれます。
古生代の末期には、「史上最大の絶滅イベント」とも言われるペルム紀の大絶滅が発生し、海洋生物の約90%が絶滅したとされています。このゴニアタイトもその中で姿を消しました。
そして、その後の時代に登場し、皆さんもよくご存じの「アンモナイト」が繁栄していくことになります。
なお、ゴニアタイトを含め、広義には「アンモナイト」と総称されることもありますが、一般的に「アンモナイト」と言う場合は、中生代に繁栄したグループを指します。

より古い時代の頭足類であるゴニアタイトは、内部構造がシンプルで、殻の表面を研磨するとジグザグ模様が現れます。これは、殻表層の骨格構造(縫合線)を示しており、アンモナイトなどと比べると、まだ軽量化が進んでいなかったと考えられます。
当時は板皮類などの強力な捕食者も存在していましたが、外的環境としては、まだ比較的牧歌的だったのかもしれませんね。

ゴニアタイトばかりを収集するコレクターがいるほど、この現代アートのような模様は興味深く、不思議な魅力があります。同じゴニアタイトでも、色合いや模様が一つひとつ異なる点も、人気の理由でしょう。

頭足類の多くは、殻の渦の中心から誕生し、徐々に外側へ向かって殻を成長させていきます。殻の内部は複数の小部屋に分かれていますが、もっとも外側の部屋に軟体部(本体)が収まっています。
この軟体部は化石として残らないため、正確な姿は分かっていませんが、図鑑などでは、現生のタコやイカとよく似た姿で復元されることが多いですね。

非鑑賞面の裏面はカットされて平置きできるようになっています。

側面から撮影したカットです。最厚部は約25ミリあり、しっかりとした厚みが感じられます。

直径の最大部は約146ミリあります。弊社では積極的に10センチ以上のゴニアタイトを取り扱っておりますが、大判の標本は決して多くありません。市場に流通しているもののほとんどは10センチ未満です。
ゴニアタイトはアンモナイトと比べると、属レベルでのバリエーションが少なく、サイズも似通っており、小型のものが大半を占めます。
ぜひ、大判標本ならではの迫力と存在感をお楽しみください。

100円硬貨との比較写真です。少し見えづらいかもしれませんが、黒いスタンドの上に立てて展示しています。デスクなどに飾る場合は、このスタイルがおすすめです。スタンドは付属しております。
一方で、上から見下ろすような展示をされる場合には、平置きスタイルがおすすめです。
商品スペック
商品ID | an2627 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 直径最大部146ミリ超えの大判標本、アンモナイトの祖先、ゴニアタイト(Goniatite)の美麗化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体直径14.6cm 厚2.5cm |
商品解説 | 直径最大部146ミリ超えの大判標本、アンモナイトの祖先、ゴニアタイト(Goniatite)の美麗化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。