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両面ともに深みのある赤色の遊色をまとった、約1億年前の美しいアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an2619】
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こちらは、マダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラスです。遊色とは、光が殻の表層にあるアラゴナイトで構成された薄膜層に入射し、光の干渉を起こすことで、特定の色が反射して見える現象です。ご覧のように、この標本は、遊色により、渋い赤をまとっています。

両面ともに遊色が見られます。人工的なライトよりも、紫外線を含む光で照らすと、より豊かな色合いが浮かび上がります。ぜひお試しください。

アンモナイトの種類は、1万種を超えるとも言われています。マダガスカルは、その中でも遊色アンモナイトの宝庫として知られ、特に北西部マハジャンガから採取される白亜紀のアンモナイトの美しさは、世界でも指折りです。

アンモナイトの殻には、表面に特有の凹凸(肋〈ろく〉)があり、種類によってその形状は異なります。クレオニセラスには、ゆるやかなS字状の凹凸が見られ、遊色もそれに沿って現れます。

アンモナイトの始祖は、初期デボン紀(約4億1000万年前)に現れ、最初は直線的な殻を持っていました。進化の過程で、直線の殻から湾曲状、ゆるやかな渦巻き、そして一般に知られる密な渦巻きへと、段階的に変化していったと考えられています。こちらのクレオニセラスは、約1億年前の、かなり密に巻かれたアンモナイトの一つです。

側面から撮影しました。本来は軟体部が収まっていた部分ですが、残念ながら軟体部は化石として残ることはほとんどありません。例外的に、世界的に知られるLagerstätte(ラガーシュテッテ/保存状態の極めて良い化石産地)であるゾルンホーフェンのジュラ紀の地層からは、軟体部の痕跡が発見されています。それによれば、現生のイカなどに似た姿だったと推察されています。また、墨袋を持っていた可能性もあり、天敵に襲われた際には墨を吐いて逃げていたのかもしれませんね。

直径は最大部で約45ミリあります。

100円玉との比較写真です。深みのある赤色の遊色をまとった、約1億年前の美しいアンモナイト、クレオニセラスです。
商品スペック
商品ID | an2619 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 両面ともに深みのある赤色の遊色をまとった、約1億年前の美しいアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.5cm 厚1.4cm |
商品解説 | 両面ともに深みのある赤色の遊色をまとった、約1億年前の美しいアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。