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深く尖った肋(ろく)が特徴的!全形が保存された、ペルー産の黒褐色のアンモナイト、ユーブラノセラス(Eubranoceras)/【an2509】
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こちらは南米ペルー産のアンモナイト、ユーブラノセラスです。ユーブラノセラスは、非常に深い肋(ろく)模様が知られ、色もあいまって無骨な印象があります。

肋(ろく)の凸部は切り立って鋭く尖っています。

天敵からしても、なかなかがぶりとかぶりつくのには抵抗がありそうです。深く凹凸のある肋(ろく)は、殻の強度を高める効果があったという説があります。それにより、水圧や捕食者からの攻撃に耐えやすくなっていたのかもしれません。また、深く潜るのが得意だった可能性も考えられます。

ペルー産のアンモナイトは、総じてこのような黒い個体が多い傾向にあります。理由は不明ですが、瀝青(オイル質を多く含む石)やマンガンなどを多く含んでいることが関係している可能性があります。

全形が保存された美しい標本です。

ディティールもよく保存されています。

最厚部9ミリほどあります。比較的薄めのアンモナイトです。

直径最大部46ミリほどです。

100円玉との比較。ペルー産の黒褐色のアンモナイト、ユーブラノセラスの全体が保存された標本です。
商品スペック
商品ID | an2509 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 深く尖った肋(ろく)が特徴的!全形が保存された、ペルー産の黒褐色のアンモナイト、ユーブラノセラス(Eubranoceras) |
産地 | Peru |
サイズ | 直径4.6cm 厚0.9cm |
商品解説 | 深く尖った肋(ろく)が特徴的!全形が保存された、ペルー産の黒褐色のアンモナイト、ユーブラノセラス(Eubranoceras) |
この商品を購入されたお客様のお声
ペルーの化石は現在、国外への移動が制限されているようです。そのため、取引されたオールドコレクションを手に入れるしかありません。これからも化石セブンさんには、そのような現在は取引が難しいオールドコレクションを、新たなコレクターに引き継ぐ役割を担って頂きたいと思っています。
滋賀県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。