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アンモナイトの最終進化系の一つ!白亜紀後期のアンモナイト、クリオスカフィテス(Clioscaphites)のハーフカット標本/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an2469】
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アンモナイトの最終進化系の一つ!白亜紀後期のアンモナイト、クリオスカフィテス(Clioscaphites)のハーフカット標本/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an2469】
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こちらは米国モンタナ州で見つかったアンモナイト、クリオスカフィテスのハーフカット標本です。中央で2つに分けた半分の部分です。この地域には白亜紀の地層(ベアポー層)が走っています。ベアポー層はカナダ・アルバータ層まで続いており、あのアンモ「ラ」イトが採集されます。アンモライトコレクターなら聞き覚えがある地層名かもしれませんね。
クリオスカフィテスは主に米国モンタナ州やコロラド州で発見される比較的珍しいアンモナイトです。約7000万年前の海中を遊泳していたと考えられており、アンモナイトとしては最も新しい部類に入ります。
断面は丁寧に研磨されており、光沢があります。殻の内部は小さな部屋に分かれており、部屋を仕切る隔壁が見事に保存されている点にご注目ください。ライトブラウンとブラックの部分がありますが、これは内部に入り込んだ鉱物が異なるためです。ブラウンの部分は方解石(カルサイト)などが含まれており、ブラックの部分には鉄やマンガンが含まれていると考えられます。本来、これらの部分は空洞でした。
表側をご覧ください。クリオスカフィテスは特徴的な形をしており、非常に密巻きで、肋(ろく)は細かく、凹凸があります。
斜めからご覧ください。スカフィテスの仲間には巻きが解けたものもあり、いかにも白亜紀後期のアンモナイトらしい特徴を備えています。
直径最大部32ミリほどあります。
100円玉との比較。白亜紀後期のアンモナイト、クリオスカフィテスのハーフカット標本です。
商品スペック
商品ID | an2469 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | アンモナイトの最終進化系の一つ!白亜紀後期のアンモナイト、クリオスカフィテス(Clioscaphites)のハーフカット標本 |
産地 | Montana, U.S.A. |
サイズ | 直径3.2cm 厚0.9cm |
商品解説 | アンモナイトの最終進化系の一つ!白亜紀後期のアンモナイト、クリオスカフィテス(Clioscaphites)のハーフカット標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。