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深い研磨で中身が露出、ロシア産ジュラ紀のパイライト(黄鉄鉱)化したアンモナイト(Ammonite)/中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)【an2392】
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深い研磨で中身が露出、ロシア産ジュラ紀のパイライト(黄鉄鉱)化したアンモナイト(Ammonite)/中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)【an2392】
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こちら、ロシア産の黄鉄鉱化アンモナイトを研磨した化石です。面白いのは、プリパーレーターの意図でしょうか、徹底的に研磨されている点です。通常、表面のディティールが失われるため、ここまで研磨されることはありません。
内部まで黄鉄鉱化が進んでいる様子が見てとれます。アンモナイトが遺骸になったあと、軟体部から発生するアンモニアと海中の鉄分が化合し黄鉄鉱が生まれることがあります。殻の本来の成分であるアラゴナイトなどが黄鉄鉱に置換されることがあります。こちらはその一つです。
表層よりもかなり深い層まで研磨されていることが分かります。
一部だけ縫合線が保存されています。
黄鉄鉱は鉄と硫黄をほぼ半分ずつ含む化合物で、手に持つとずっしりとした重みが感じられます。
側面から撮影。殻の縁部の原型が残されています。
直径最大部39ミリ。
100円玉との比較。厚みもそれなりにあるため、重厚感あふれる標本です。
商品スペック
商品ID | an2392 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 深い研磨で中身が露出、ロシア産ジュラ紀のパイライト(黄鉄鉱)化したアンモナイト(Ammonite) |
産地 | Russia |
サイズ | 直径3.9cm 厚1.2cm |
商品解説 | 深い研磨で中身が露出、ロシア産ジュラ紀のパイライト(黄鉄鉱)化したアンモナイト(Ammonite) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。