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両面ともに保存状態良好、黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)/中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)【an1845】
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両面ともに保存状態良好、黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras)/中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)【an1845】
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こちらはロシア産の黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラスです。ほとんど欠損らしい欠損がなく、全体に縫合線が現れた美しい標本です。
直径最大部26ミリ。クエンステッドセラスとして中々立派なサイズ。肉眼で近づいた見ると、こんな感じに見えます。
アンモナイトが死に絶え海底に沈下するとバクテリアによって分解され硫黄が生成されます。その硫黄が周囲の鉄分と結合し黄鉄鉱が生まれます。殻の本来の成分と徐々に入れ替われることで、このような化石が誕生したのです。
黄鉄鉱は鉄よりも軽いのですが、通常の化石よりは重く感じられます。
また金属光沢を持っています。
黄鉄鉱は英語ではPyrite(パイライト)と書きます。Pyrはギリシャ語で火を意味しますが、これはパイライトを叩くと火がでることに由来します。ホイールロック銃では鉄の輪を回して黄鉄鉱に打ち付けることで火花をちらして火薬に着火させていました。
100円玉より少し大きいサイズ。両面ともに保存状態良好です。
商品スペック
商品ID | an1845 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 両面ともに保存状態良好、黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras) |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 本体最大部2.6cm 厚0.7cm |
商品解説 | 両面ともに保存状態良好、黄鉄鉱化されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedotoceras) |
この商品を購入されたお客様のお声
一目惚れでの購入でしたが、化石が構成される経過をより深く考える事ができて、とても興味深く観察しております。幼い頃にアニメで見た黄金に輝く化石という存在を、この度購入させていただいた標本を見て思い出しました。忘れていた幼い頃からの憧れが叶った出会いのように思います。
埼玉県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。