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レア種登場！一度見たら忘れない圧倒的な個性を持つ三葉虫、コネプルシア・ブルトーニ（Koneprusia brutoni）の化石/古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前）【tr946】
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レア種登場！一度見たら忘れない圧倒的な個性を持つ三葉虫、コネプルシア・ブルトーニ（Koneprusia brutoni）の化石/古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前）【tr946】
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こちらは、奇々怪々な風貌をした三葉虫、コネプルシア・ブルトーニ（Koneprusia brutoni）です。この世のものとは思えない御姿をしたこの三葉虫は、古生代デボン紀に棲息した実在の節足動物です。高いクリーニング技術により、こうして現代に蘇りました。
全身から生えた長くトゲの数々。直線的ではなく、少しカーブを描いています。このユニークなカーブに見覚えがありませんか？そうです、あのディクラヌスとよく似ていますね。同じくオドントプルーラ目（もく）に属する三葉虫です。
棘は上方に引っ張り上げられるかのように伸びています。デボン紀は魚の時代と言われ、強靭な顎を持つ板皮類が現れたことで知られています。三葉虫も棘を持つ属種が多数現れたことから、そうした天敵から身を守るための進化と考えられています。ほぼ左右対称です。
各棘が丁寧にクリーニングされています。
体節の背部からも棘が上方に突き上がっています。
小さな尾板から２本の棘は後方上部にせり上がっている様子。
多種多様な三葉虫のなかでも、すぐにそれと分かる、一種異様な風貌。
眼はそれほど目立ちませんが、頭鞍部の比較的前方に付いています。
こちらは裏面です。極めて繊細な三葉虫を安定的に展示するために、フラットになるように加工がなされています。
ちょうどよいサイズにカットされた母岩。
左側面から撮影。
オドントプルーラ目の三葉虫としえてゃ、前述のディクラヌルスをはじめ、ゴンドワナスピスやレオナスピスなどが属しています。いずれも奇怪千万な姿で知られます。
素直なポーズ。
背周り計測で４３ミリ。アベレージサイズです。
１００円玉との比較。レア種、コネプルシア・ブルトーニ（Koneprusia brutoni）の上質な化石です。
商品スペック
| 商品ID | tr946 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前） |
| 学名 | レア種登場！一度見たら忘れない圧倒的な個性を持つ三葉虫、コネプルシア・ブルトーニ（Koneprusia brutoni）の化石 |
| 産地 | Atlas Mountains, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測4.3cm 母岩含め全体5.6cm×5.1cm×高3.9cm |
| 商品解説 | レア種登場！一度見たら忘れない圧倒的な個性、コネプルシア・ブルトーニ（Koneprusia brutoni）の上質化石 |
三葉虫とは？
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと？
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの？
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite（トリロバイト）は、『tri(三つの)+lob(葉，房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る？
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種！
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね！
三葉虫は示準化石（しじゅんかせき）
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀～ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね！
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種（0.5～70cm）があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。
