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出会える機会の少ない『国産三葉虫』!大型レンズが並ぶ複眼が明瞭に保存!岩手県産ファコプス類三葉虫の頭部部分化石/【tr1453】
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こちらは、国産三葉虫ファンにはたまらない魅力を持った標本です。写真中央に写っているのは、ファコプス類に特徴的な、大きなレンズが集合した複眼です。頭部の一部が保存された部分化石ではありますが、国産三葉虫で、ここまで明瞭な複眼を観察できる標本には、そうそう出会えません。
日本産の三葉虫化石、とりわけデボン紀の標本は、海外産に比べて産出量が少なく、希少です。同じ三葉虫の複眼化石であっても、産地が異なれば、その希少性やコレクション価値は大きく変わります。
こちらは、頭部中央に位置する「頭鞍(とうあん)」と思われる部分です。頭鞍やその周辺を構成していた部位が、分離した状態で保存されている点にもご注目ください。
ファコプス類の最大の特徴の一つが、「スキゾクロアル眼(Schizochroal eye)」と呼ばれる特殊な複眼です。一般的な三葉虫に多く見られる「ホロクロアル眼」は、多数の小さなレンズが密集して構成されています。
これに対し、ファコプス類の複眼は、数十〜数百個もの比較的大きな方解石のレンズが、外骨格による隔壁を挟んで、一つひとつ独立するように並んでいます。この構造によって、レンズの一つひとつが肉眼でも確認しやすいのです。
三葉虫の多くは複眼を持っていましたが、ファコプス類のように、大型のレンズが整然と並ぶ独特の眼を持つグループは限られています。まるで精巧に設計された光学機器のような構造が、数億年前の生物にすでに備わっていたのです。
岩手県大船渡市の大森周辺は、日本では数少ない、デボン紀の生物化石を産出する地域の一つです。特徴的な暗灰色の母岩には、酸化鉄による着色と思われる独特の茶褐色が交じり、重厚感のある石質となっています。
裏面です。ほぼ平らな形状をしていますので、平置きでも安定します。
母岩には約1.6cmの厚みがあります。
母岩全体のサイズは6.7cm×3.2cm。その中央には、最大幅約0.8cmの立派な複眼が鎮座しています。さらに、複眼とみられる部分がほかにも2か所確認できます。
100円硬貨との比較です。日本産三葉虫は市場での流通量が非常に少なく、その希少性は、三葉虫に精通したコレクターほど実感されるのではないでしょうか。海外産の美しい三葉虫とはまた異なる、国産標本ならではの魅力。ぜひ、この貴重な「レアもの」をコレクションに加えていただければと思います。
商品スペック
| 商品ID | tr1453 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 出会える機会の少ない『国産三葉虫』!大型レンズが並ぶ複眼が明瞭に保存!岩手県産ファコプス類三葉虫の頭部部分化石 |
| 産地 | 日本 岩手県 |
| サイズ | 母岩含め全体6.7cm×3.2cm×厚1.6cm |
| 商品解説 | 出会える機会の少ない『国産三葉虫』!大型レンズが並ぶ複眼が明瞭に保存!岩手県産ファコプス類三葉虫の頭部部分化石。岩手県大船渡市大森 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。




























