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ベリーベリーレア!このタワー複眼を見よ!古代魚との軍拡競争が生んだ異形の三葉虫、エルベノチレ・エルベニ(Erbenochile erbeni)の極上個体/【tr1446】
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「え?なにこれ……」と一瞬言葉を失った方もいるのではないでしょうか。この冗談のような巨大な眼を持つ三葉虫の名は、「Erbenochile erbeni(エルベノチレ・エルベニ)」です。もちろん、正真正銘の本物の三葉虫化石です。
ファコプス目アステロピゲ科に分類されるこの三葉虫は、ファコプス目特有の発達した複眼と、アステロピゲ科ならではのスパイニーな外観を併せ持つ、極めて装飾性の高い種です。
最大の特徴は、頭部から煙突(タワー)のように垂直に高く伸び上がった円筒状の巨大な複眼です。長い柄の先に眼を持つ三葉虫は他にも知られていますが、エルベノチレの眼の高さとボリュームは桁外れです。この眼は360度全方位を見渡せるパノラマ視界を持ち、海中を泳ぐ遊泳性捕食者(初期の魚類や巨大頭足類)を素早く察知するための対空警戒レーダーのような役割を果たしていたと考えられています。
本個体は、特にこちらの左眼の保存状態が素晴らしく、無数のレンズ(個眼)の一つひとつが極めて明瞭に残され、見事にクリーニングされています。
全体をご覧いただくと、体全体に占める眼の異様な大きさがさらに際立ちます。この唯一無二の姿から、三葉虫コレクターの間で絶大な人気を誇る種です。一般的なファコプス類と比べて産出数が非常に少なく、市場に出回る機会も限られるため、極めて高いコレクション価値を持ちます。
しかもこの個体は背周り計測で6cm超え、通常3から4cmの個体が多い中、非常に立派なサイズを誇ります。
正面から捉えた一枚です。左右の眼を合わせることで、ほぼ死角のないパノラマ視界を確保していたと考えられています。デボン紀は「魚類の時代」と呼ばれ、板皮類(甲冑魚)など優れた遊泳力と視覚を持つ捕食者が急速に海を支配し始めた時代です。被捕食者である三葉虫などの節足動物は、鋭いトゲで身を固めるか、視覚を極限まで発達させて警戒する「進化的軍拡競争」の渦中にありました。エルベノチレは、まさに「視覚」を極限まで進化させて過酷な時代を生き抜こうとした象徴的な存在です。
産地であるモロッコ南部のズギルマ(Foum Zguid, Zguilma)は、本種をはじめとするトゲ系・眼系デボン紀三葉虫を産出する世界的名産地です。
眼を上から見下ろすと、頂部にがっしりとした庇(ひさし)状の構造が張り出していることが分かります。この構造は、浅海域において上空から差し込む強烈な直射日光を遮り、グレア(ハレーション)を防ぐ「サンバイザー」の機能を果たしていたとする説が有力です。全方位を見渡せる巨大な視野角を持っていたからこそ、眩しさを防ぐ遮光構造が必要だったと考えられています。
職人の手によって丁寧に削り出された、シャープな頬棘や体節、そして中軸に並ぶ鋭い垂直棘の数々にご注目ください。
アステロピゲ科らしい見どころが、尾板の縁から放射状に広がるトゲのフリンジです。極細サンドブラスターによる極めて繊細なプレパレーションが施され、鳥の羽のように美しい突起群が見事に掘り出されています。
いかがでしょう、もはや芸術品の域ではないでしょうか。
巨大な複眼ばかりに注目が集まりがちなエルベノチレですが、全身を覆うトゲの装飾性も見事です。特に後方から見上げるバックビューの造形美は、他のスパイニー系三葉虫とは一線を画す圧倒的な存在感を放っています。
母岩から浮き上がるように彫り込まれた立体的なプレパレーションにより、生前の姿そのままに佇んでいます。側面に回って眺めると、潜望鏡のようにそびえ立つ眼の圧倒的な高さに改めて驚かされます。
右眼も特徴的な円筒形の輪郭が明瞭に保たれており、レンズの並びもしっかり確認できます。頂部にあるサンバイザー状の庇もしっかりと残されている点にご注目ください。
エルベノチレは一般的なファコプス類に比べて産出数が圧倒的に少なく、世界中のコレクターが探し求める憧れのプレミアム種です。
タワー複眼の高さ、個別レンズの脱落のなさ、バイザーの保全など、極めて上質な保存状態を誇る個体です。
タワー複眼はもちろんのこと、全身のトゲが織りなす立体的なフォルムも見応え十分です。サイズはカーブ計測で6.5cmあり、エルベノチレとしては堂々たる大型クラスのボリュームを誇ります。
100円硬貨との比較です。三葉虫コレクターの憧れ、ルベノチレのタワーアイと精緻なレンズ群の迫力をぜひお手元でご堪能ください。ルーペの使用をおすすめします。
商品スペック
| 商品ID | tr1446 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | ベリーベリーレア!このタワー複眼を見よ!古代魚との軍拡競争が生んだ異形の三葉虫、エルベノチレ・エルベニ(Erbenochile erbeni)の極上個体 |
| 産地 | Foum Zguid, Zguilma, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測6.5cm 母岩含め全体9.4cm×6.2cm×高5.3cm |
| 商品解説 | ベリーベリーレア!このタワー複眼を見よ!古代魚との軍拡競争が生んだ異形の三葉虫、エルベノチレ・エルベニ(Erbenochile erbeni)の極上個体 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。




























