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国内化石マニアックシリーズ!三葉虫3億年の歴史、そのグランドフィナーレ……古生代ペルム紀の『最後の生き残り』シュードフィリプシア(Pseudophillipsia)/【tr1430】
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こちらは、国内マニアックシリーズの一つとして、強く推したい、岩手県陸前高田市産の三葉虫、シュードフィリプシアです。三葉虫の最末期であるペルム紀に生息していた「最後」の三葉虫(プロエトゥス類)の一つです。デボン紀などに見られる派手な装飾性がなくなり、非常にシンプルな形態をしています。三葉虫の時代の終わりを感じさせる、先祖返りをしたようなシンプルな造形が非常に興味深い標本です。
こちらの標本は、母岩の中に様々な化石が多数、しかも立体的に埋没しています。三葉虫だけでなく、同時代に生きていた海洋生物の痕跡なども見られます。
シュードフィリプシアは底生生物(ベンソス)で、海底を這いながら有機物や泥中の微小生物を捕食・摂食していたと考えられています。硬い方解石質の外骨格を持ち、成長の過程で脱皮を繰り返していたと考えられています。
胸部や尾部の美しい節構造が綺麗に保存されています。母岩には凹部があり、ポケットに入り込むように立体的に収まっている点も面白いところです。
ペルム紀になると三葉虫の繁栄は急速に衰え、海の主役ではなくなっていきました。そして最終的に、ペルム紀末の大絶滅(P-T境界)で一斉に地球上から姿を消しました。シュードフィリプシアはその歴史の「最終ランナー」にあたる、極めて重要なグループの一つです。
シュードフィリプシア以外にも様々な古生物の痕跡が見られますが、同定までは至っておりません。この時期の海には、ウミユリ、腕足類、苔虫類、フズリナ、四放サンゴなどが共に生息していました。
裏面です。全体的にしっかりとした硬度を持つ石灰質・泥質岩で、自然な岩塊から、丁寧に割り出されたものであることが分かります。ほぼフラットですので、こちらの面を下に平置き展示いただけます。
側面から撮影しました。最厚部は約3.2cmあり、母岩として十分な強度があります。
全体サイズ(約6.7cm×6.2cm)の母岩の中に、本体約1.2cmのシュードフィリプシアが含まれています。
100円硬貨との比較です。付属の黒スタンドに立てかけると、鑑賞面をこちらに向けてきれいに展示できます。流通が極めて少ない貴重な日本産三葉虫ですので、国内化石コレクターにぜひおすすめしたい一品です。
商品スペック
| 商品ID | tr1430 |
|---|---|
| 年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
| 学名 | 国内化石マニアックシリーズ!三葉虫3億年の歴史、そのグランドフィナーレ……古生代ペルム紀の『最後の生き残り』シュードフィリプシア(Pseudophillipsia) |
| 産地 | 日本 岩手県 |
| サイズ | 本体最大直線距離1.2cm 母岩含め全体6.7cm×6.2cm×最厚部3.2cm |
| 商品解説 | 国内化石マニアックシリーズ!三葉虫3億年の歴史、そのグランドフィナーレ……古生代ペルム紀の『最後の生き残り』シュードフィリプシア(Pseudophillipsia)。岩手県陸前高田市飯盛 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。




























