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立体的な展示が楽しめる!大きな頭鞍部と複眼で知られる、食いしん坊な三葉虫!?リードプス(Reedops)/【tr1418】
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こちらは化石の世界的産地、モロッコのデボン紀層から採集されたファコプス類の三葉虫、リードプスです。この前方に大きく突き出した頭鞍部(とうあんぶ)が最大の特徴です。一説によれば、この膨らみの中には胃などの消化器官が収まっていたのだそう。そう考えると、リードプスはよっぽどの大食い、つまり“食いしん坊”な三葉虫だったのかもしれませんね。
そして、絶対に見逃せないのがその横にある非常に大きな複眼です。小さなレンズが多数集まって一つの目を構成しており、その精緻なディテールは見事というほかありません。現生の昆虫の目はキチン質でできていますが、三葉虫の複眼は「方解石(カルサイト)」という鉱物でできていたと考えられています。だからこそ、何億年もの時を経た今でも、このように美しい化石として残り続けてくれたのです。
リードプスの化石は、このように少し体を曲げた、いわゆる「エンロール(防御姿勢)」の手前のポーズをとっていることが少なくありません。海のなかの天敵から、自身の弱点である柔らかい腹部を守るために体を丸めようとしていたのでしょう。一方で、背中側を覆う頑強な胸節はまるで中世の鎧のように強固で、しっかりと身を守っていたことが分かります。
正面やや上からのアングルで撮影しました。この角度が、もっともリードプスらしい特徴を捉えているかもしれません。全体のプロポーションに対してアンバランスなほどに大きな頭鞍部と、側方に張り出した立派な複眼を併せ持つ、個性的な姿をご堪能いただけます。
側面から撮影したカットです。母岩を深く丁寧に掘り進めることで、三葉虫の本体がドラマチックに浮き立つ「立体彫刻」のように仕上げられています。どこに飾っても展示映えします。
左側の複眼にもレンズが保存されています。ぜひルーペなどを使ってご覧ください。
後方へ向かって滑らかに、そして美しく丸みを帯びながら収束していく尾部(ピギジウム)です。細部まで潰れることなく、きれいに保存されている様子がよく分かります。
両面ともに同程度に良好な状態で保存されています。母岩も十分なサイズがあり、安定的に展示できます。
本個体の最大のハイライトである、右側の複眼の超クローズアップです。まるで魚の卵のように一粒一粒が美しく粒立ったレンズが、規則正しくハニカム状に配列されている様子は圧巻の一言。何億年も前の生命の神秘と進化のすごさを、地肌で感じさせてくれる見事な保存状態です。
各体節の保存状態、そしてクリーニングの精度、いずれをとっても非常に優れています。現地の熟練の職人がエアスクライバーを用い、時間をかけて丁寧にトゲや節の隙間を削り込んだ、技が光る標本です。
母岩の裏面は、ラフな質感を残しつつもほぼ平らにカットして仕上げられていますので、平置き時に安定します。
本体の背中のカーブに沿った計測で約87ミリと、なかなか立派なリードプスです。
100円硬貨とのサイズ比較です。大きな頭鞍部と見事な複眼で知られる、個性派三葉虫のリードプス。母岩から立体的に削り出された「浮かし彫り」仕様になっているため、机の上やコレクションラックのなかでも存在感を放ってくれます。
商品スペック
| 商品ID | tr1418 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 立体的な展示が楽しめる!大きな頭鞍部と複眼で知られる、食いしん坊な三葉虫!?リードプス(Reedops) |
| 産地 | Laatchana, Alnif, Morocco |
| サイズ | 三葉虫本体カーブ計測8.7cm 母岩含め全体7.2cm×6cm×高5.9cm |
| 商品解説 | 立体的な展示が楽しめる!大きな頭鞍部と複眼で知られる、食いしん坊な三葉虫!?リードプス(Reedops) |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。




























