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ベスト・オブ・ベスト、これぞ極上標本……モロッコ産デボン紀三葉虫、メタカンティナ(Metacanthina issoumourensis)の化石/【tr1413】
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この後ろ姿でピンと来た方は、相当な三葉虫マニアでしょう。あまりにも尾部が美しいため、クローズアップで撮影しました。こちらはモロッコ・Issoumour(イスムール)産の三葉虫、メタカンティナ(Metacanthina issoumourensis)の極めて美しい標本です。
頭部側から撮影しました。いかがでしょう。非の打ち所がないと申し上げて良い、見事な保存状態を保っています。
メタカンティナの特徴といえば、非常に大きな頬トゲ(頬棘)です。ご覧のように、頭部の左右から伸びた一対の長い頬トゲが完璧に保存されています。繊細で折れやすい部分ですが、母岩によってしっかりと支えられているため、飾る際にも過度に神経質になる必要はありません。
側面から撮影しました。海底の岩肌を乗り越えるかのような、ドラマティックなポージングが素敵です。中心軸(中軸)が大きく盛り上がることで規則正しい体節がより際立つ、本当に美しい個体です。
メタカンティナの魅力といえば、この体節と外縁部のフリル状の装飾でしょう。畝(うね)が密に並び、節ごとに立体的なクリーニングが施されています。通常の標本ではまず見られない極めて精緻なプリパレーション(化石調整)であり、「極上」と申し上げてよいクオリティです。
特徴的な尾部のフリルまで完璧に保存されています。どの部位を見ても徹底的に緻密なクリーニングがなされており、化石標本でありながら、まるでアート作品のような美しい仕上がりです。
立体的な頭鞍部。その先端に小さなスコップのような突起物(吻突起)があるのも、メタカンティナの特徴の一つです。
ファコプス目に分類されるメタカンティナ。ファコプス類といえば、この精緻な複眼でしょう。本標本も素晴らしい状態を維持しています。
左眼をさらにクローズアップした一枚。小さなレンズが多数集合して一つの複眼を作り上げています。三葉虫類の複眼は現生の虫とは異なり、方解石(ほうかいせき)でできていたと言われています。
よく三葉虫は現在の甲殻類と比較されることがありますが、たしかに見た目は似ていなくもありません。しかし、決定的な違いの一つがこの「眼」にあります。現生の昆虫や甲殻類の眼(レンズ)がキチン質などの有機物でできているのに対し、三葉虫の眼はなんと方解石という「鉱物」の結晶でできていました。外骨格も炭酸カルシウムを主成分としてカチカチに硬化させていたため、このように精緻な形で化石として残ったのです。実際に我々が古生代にタイムスリップして三葉虫に触ることができたとしたら、その石のような硬さに驚愕することでしょう。
こちらは右目の複眼です。右も同様に素晴らしい保存状態を維持しています。こうした極めて微細なディテールも兼ね備えた上質個体です。
裏面です。クリーニングの痕跡(削り跡)が見られます。ほぼ平らにカットされているため、展示の際の安定感も抜群です。繊細な標本を安全に保管・ディスプレイする上で、この安定感は非常に重要な要素です。
母岩は全体的に分厚く、そのまま天然の台座としての役割を果たしてくれます。
どこから眺めても美しい個体ですが、とりわけこの尾部の体節とフリルは圧巻の一言です。数あるメタカンティナの中でも最高峰の標本の一つと言えます。サイズは本体のカーブ計測で約49ミリです。
100円硬貨との比較です。ベスト・オブ・ベスト、極めて上質なメタカンティナです。
商品スペック
| 商品ID | tr1413 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | ベスト・オブ・ベスト、これぞ極上標本……モロッコ産デボン紀三葉虫、メタカンティナ(Metacanthina issoumourensis)の化石 |
| 産地 | Mt. Issoumour, Alnif , Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測4.9cm 母岩含め全体5.4cm×5.4cm×厚3.8cm |
| 商品解説 | ベスト・オブ・ベスト、これぞ極上標本……モロッコ産デボン紀三葉虫、メタカンティナ(Metacanthina issoumourensis)の化石 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























