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モロッコ・ザゴラ産の特徴的な三葉虫、アンピクス・プリスクス(Ampyx priscus)のダブルプレート化石。長い棘を含めて6cm級!/【tr1410】
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こちらは、モロッコ・ザゴラ地域から産出した三葉虫、アンピクス・プリスクス(Ampyx priscus)のダブルプレート化石です。本種は、今から約4億8000万年前の前期オルドビス紀の海に生息していました。頭部中央から前方へ伸びる1本の棘と、左右の頬から後方へ伸びる2本の長い頬棘を持ち、三葉虫の中でもひときわ個性的なシルエットをしています。
アンピクスは眼を持たない三葉虫で、海底付近で生活していたと考えられています。長い棘の正確な役割は明らかになっていませんが、同種が列を作るように並んだ化石も発見されており、棘を介して互いの位置を把握していた可能性などが研究されています。
しかも、2個体が同じ母岩上に保存されたダブル標本です。アンピクス・プリスクスは、複数個体が列状に並んだ状態で発見されることがあり、約4億8000万年前の三葉虫に集団行動が存在した可能性を示す化石としても注目されています。本標本も、2個体を一枚の母岩上で観察できる興味深い標本です。
数ある三葉虫の中でも、一目でそれと分かる個性的なシルエットが魅力です。アンピクス・プリスクスは眼を持たず、頭部中央の前方棘と、左右から後方へ長く伸びる頬棘を備えています。一般的な三葉虫とは大きく異なる姿から、オルドビス紀に多様化した三葉虫の進化の面白さを存分に感じられます。
本標本は、モロッコ南東部のザゴラ地域に分布するフェズアタ層(Fezouata Formation)から産出したものです。フェズアタ層は、前期オルドビス紀の海洋生物を豊富に保存する地層として世界的に知られています。細粒の堆積物と急速な埋没などの条件により、アンピクスの細長い棘まで残された見応えのある標本です。
標本の裏面です。平らに整っているため平置きした際にも非常に安定します。
母岩の厚さは、最厚部で約2.7cmです。比較的薄く、正面からも側面からもすっきりと鑑賞できる形状です。
母岩の横幅は約16.5cmです。2個体は、長い棘を含む直線計測でそれぞれ約6.5cmと約6.0cmあります。
100円硬貨との比較です。長い棘を含む直線計測で6cmを超える個体を含んだ、アンピクス・プリスクスのダブル標本です。特徴的な三本の棘と、同じ母岩上に保存された2個体を同時に楽しめる、三葉虫のヘビーコレクターにおすすめの一品です。
商品スペック
| 商品ID | tr1410 |
|---|---|
| 年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
| 学名 | モロッコ・ザゴラ産の特徴的な三葉虫、アンピクス・プリスクス(Ampyx priscus)のダブルプレート化石。長い棘を含めて6cm級! |
| 産地 | Zagora, Morocco |
| サイズ | 本体直線計測6.5cm 6cm 母岩含め全体16.5cm×11.7cm×厚2.7cm |
| 商品解説 | モロッコ・ザゴラ産の特徴的な三葉虫、アンピクス・プリスクス(Ampyx priscus)のダブルプレート化石。長い棘を含めて6cm級! |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。




























