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モロッコ産三葉虫でトップクラスの希少性!コレクター垂涎の逸品、あのアカンソピゲ(Acanthopyge sp.)の上質個体/【tr1407】
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こちらは、モロッコ産の希少三葉虫のランドマークのような存在です。特に古くからのコレクターにとっては、アカンソピゲの名を聞くだけで、ソワソワしてしまうのではないでしょうか。アカンソピゲはリカス目の中でも、特に装飾性の高い複雑な姿で知られています。数々の棘や頭部・尾部の複雑な造形、甲殻表面全体を覆う小さなイボ状突起が最大の特徴です。
クモのように伸びた縁部のフリルは、他のどんな三葉虫とも似ていない、独特の形状をしています。特に、アカンソピゲ特有の、扇状に広がるダイナミックな尾部の棘が素晴らしい状態にクリーニングされています。
アカンソピゲの全身標本は、18年の社史でこれでやっと2体目の取り扱いです。流通量の多いファコプス類などと比べると、アカンソピゲは産出数が限られており、三葉虫コレクションの中でも最高峰に位置づけられる高級標本です。
産地はモロッコ南東部に広がるアンティアトラス山脈地域です。この一帯は、世界有数の三葉虫化石の産地として知られ、多種多様な三葉虫が産出することで、世界中の化石コレクターから注目されています。
頭鞍部を撮影しました。頬棘は非常に長いのですが、胸部節から伸びる側棘もそれに負けないくらい長いため、意外に目立ちません。これらの棘を丁寧に掘り出すのは容易ではありません。熟練職人がエアスクレーパーを用いて、硬い石灰岩から棘の一本一本を掘り出す繊細なハーフ・3Dクリーニングが施されています。
この胸部節から延長するように伸びた側棘がアカンソピゲの異様な姿をさらに強調しています。このハリネズミのような無数の棘は、天敵からの防御だけでなく、泥状の海底に体が沈み込むのを防ぐ「カンジキ」のような役割があったと考えられています。
やはり、アカンソピゲはこの尾部の棘をクローズアップせざるを得ないでしょう。そもそも、このアカンソピゲ(Acanthopyge)という属名は、「トゲのあるお尻」を意味します。この場合の「棘」とはもちろん尾部の鋭いスパイクを指しますが、同時に、尾板の表面を覆う力強いぶつぶつ(顆粒)にもご注目ください。非常に丁寧にクリーニングが施されています。
前方から撮影しました。アカンソピゲは比較的扁平な三葉虫ですが、こうしてみると、頭鞍部が大きく盛り上がっていることにお気づきでしょうか。リカス目の三葉虫の多くに見られる特徴で、頭鞍部には無数の凹凸があります。どこから見ても、装飾性にあふれ、三葉虫が最も「派手」に進化した時代のトップモデルのような威容を放っています。
裏面はフラットに整えられています。黒い円状の痕跡は、過去の展示や保管時に固定用として使用された粘土等による母岩の変色と考えられます。接地面は平坦に仕上げられており、ガタつくことなく安定して展示していただけます。また、母岩中央には亀裂が見られますが、丁寧に接着・補修されています。
本体カーブ計測で8.9cmと、同種としてはかなり立派な特大個体です。
モロッコ産三葉虫の至宝の一つである、あのアカンソピゲの上質個体です。この希少な機会をお見逃しなく!次回のご紹介はいつになるか全く分かりません。
商品スペック
| 商品ID | tr1407 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | モロッコ産三葉虫でトップクラスの希少性!コレクター垂涎の逸品、あのアカンソピゲ(Acanthopyge sp.)の上質個体 |
| 産地 | Southeastern, Morocco (Anti-Atlas Mountains) |
| サイズ | 本体カーブ計測8.9cm(棘先まで) 母岩含め全体10.3cm×10.2cm×厚2.3cm |
| 商品解説 | モロッコ産三葉虫でトップクラスの希少性!コレクター垂涎の逸品、あのアカンソピゲ(Acanthopyge sp.)の上質個体 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。




























