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13の体節と自由頬を明瞭に残す9cmの大型個体。三葉虫の構造美を体現する「ディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)」/【tr1405】
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モロッコ産の三葉虫、ディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)です。芋虫を彷彿とさせる独特のフォルムが特徴で、カリメネ類らしい明瞭な体節を確認できます。欠損しやすい頭部側面の自由頬も一部残存しており、観察しがいの多い個体です。
ディアカリメネ・ウーズレグイとしては十分なサイズがあり、手に取った際には、標本ならではの確かな質量感を味わっていただけます。
本標本が発見されたのはオルドビス紀の地層です。この時代は浅海が広く発達し、生物の種類が爆発的に増加しました。これを「オルドビス紀大生物多様化イベント(GOBE)」と呼びます。カンブリア紀に登場した動物グループが、オルドビス紀に一気に多様化し、古生代の海の生態系が形づくられました。三葉虫はこの時期に大繁栄を迎えた、当時の海の主役ともいえる存在です。
詳しくはコラム「三葉虫の誕生から絶滅まで」をご覧下さい。
初期の三葉虫に多く見られる、後方へ向かって収束する尾部。オルドビス紀の三葉虫である本個体にも、その進化の系譜を示す特徴が受け継がれています。
多くの初期の三葉虫に共通するきゅっと収束した尾部。オルドビス紀の三葉虫であるディアカリメネ・ウーズレグイにも共通する特徴です。
裏面には母岩の一部が残されています。軟体部は化石として残りませんが、現生のシャコのように多数の脚が生えていたであろう、かつての生命の姿に思いを馳せることができるのも本標本の魅力です。
厚みのある立体的な体躯も、ディアカリメネ・ウーズレグイの大きな特徴です。この厚みのある円筒形に近い体型が、独特の存在感を放っています。
本体のラインにそって約9センチです。カリメネ類は一般に丸みがあり、節の凹凸が深く、まとまりのよい体型をしています。特にディアカリメネ・ウーズレグイは横方向に刻まれた深い肋や中央の軸部、左右の側葉などがわかりやすく、いかにも三葉虫らしい「3つの葉」の構造が見て取れます。胸部体節は13節とされていますが、本標本でも概ね同数を確認できます。
100円硬貨との比較です。モロッコの地層から採集された、典型的なディアカリメネ・ウーズレグイの標本です。サイズがあり、各部の保存状態も良好ですので、三葉虫のファーストコレクションとしても自信を持っておすすめいたします。
商品スペック
| 商品ID | tr1405 |
|---|---|
| 年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
| 学名 | 13の体節と自由頬を明瞭に残す9cmの大型個体。三葉虫の構造美を体現する「ディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)」 |
| 産地 | Tazoulait, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測9cm |
| 商品解説 | 13の体節と自由頬を明瞭に残す9cmの大型個体。三葉虫の構造美を体現する「ディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)」 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























