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特大!背周り93ミリの超迫力サイズ。複眼レンズまで精緻に保存された上質個体 … 巨大頭鞍部で知られる三葉虫リードプス(Reedops)/【tr1374】
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こちらは、特大サイズ、なんと背周り計測で93ミリ!の、モロッコ産三葉虫、リードプスです。リードプスは通常6センチ前後の個体が多いですが、それを大きく上回る巨大個体です。肌感覚では2,3倍程度のボリュームに感じます。実物を見ると、驚くべきサイズ!
リードプスといえば、非常に大きな頭鞍部ですね。こちらの個体は全体サイズが大きいこともあるでしょうが、とりわけ大きな頭鞍部だと感じます。前方に大きく張り出し、大きな円弧を描いています。厚みも相当なもので、最初に目が行く部分です。
そして、ファコプス類の象徴とも言える複眼。特に右側の複眼の保存状態は感涙もの。小さなレンズがびっしりと集合した、ほぼ完璧な複眼を堪能できます。
非常に厚みのある胸部体節。盛り上がったボリュームある中央軸から、側面に伸びる側棘を撮影しています。側棘はそれぞれ重なり合い、キャタピラーを思わせる重厚な構造をしています。リードプスは決して装飾的な三葉虫ではありませんが、このシンプルで力強い造形が、見る者を強く惹きつけます。
こちらの個体は、モロッコの専門工房のプリパレーターによって仕上げられています。細部まで緻密に施された仕事振りをご覧ください。
側面から見ると、なお一層頭鞍部が大きく見えます。この頭鞍部の使いみちは明らかになっていませんが、天敵から身を守るためとか、内臓が入っていたなど、諸説あるようです。
左側の複眼も、右側ほどではありませんが、レンズが残存しています。
反対側の側棘もご覧のように、見事な保存状態を維持。近づくほど、この標本の仕上がりの良さが際立ちます。
体節と胸部の境界を撮影しました。尾部は小さく収束し、節も胸部ほど凹凸が深くないのが特徴です。
裏面も丁寧にフラットにカットされており、平置き時の安定性が考慮されています。
この圧巻のボリュームを御覧ください。背周りでの全長もさることながら、厚みも相当なものです。実に迫力ある個体です。
全体的なポーズも素直で、母岩とのバランスも良好!
背周り計測93ミリ。母岩からはみ出さんばかりのビッグサイズです。
100円硬貨との比較です。特大のリードプスをお探しなら、ぜひご検討ください。サイズのみならず保存状態も非常に良好です。
商品スペック
| 商品ID | tr1374 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 特大!背周り93ミリの超迫力サイズ。複眼レンズまで精緻に保存された上質個体 … 巨大頭鞍部で知られる三葉虫リードプス(Reedops) |
| 産地 | Mrakeb,Morocco |
| サイズ | 三葉虫本体カーブ計測9.3cm 母岩含め全体8.3cm×7.4cm×高4.8cm |
| 商品解説 | 特大!背周り93ミリの超迫力サイズ。複眼レンズまで精緻に保存された上質個体 … 巨大頭鞍部で知られる三葉虫リードプス(Reedops) |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























