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状態良好!シンボルマークの大きな頭鞍部が印象的な、大サイズのリードプス(Reedops)/【tr1361】
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こちらは、モロッコ産、デボン紀初期の三葉虫、リードプスです。リードプスはいかにもファコプス類の三葉虫らしい、丸いダンゴムシのような体型をしています。とくに、大きく前方に膨らんだ頭鞍部(グラベラ)がシンボルマークです。
また、体を少し折り曲げたポーズをとっていることが多い三葉虫でもあります。ファコプス目に分類される三葉虫は、胸部の体節がよく発達しており、体を上手に丸めることができました。
大きな頭鞍部がより引き立つ角度から撮影した一枚です。複眼は頭鞍部の側面に位置し、比較的大型で、小さなレンズがずらりと並んでいます。複眼は解像度は低いものの、動く物体を素早く捉えることができると言われており、現在の昆虫にも見られます。4億年以上にわたり、多くの生物がこの視覚システムを採用し続けてきたことは驚きです。
複眼には一部、レンズが保存されていますので、ぜひご覧ください。
丸まった尾部。尾部にも節があり、柔軟に丸めることができたようです。このように、腹部を丸めて守るポーズをエンロール姿勢(防御姿勢)と言います。三葉虫は外殻しか化石として残らないため、軟体部の全貌は明らかではありませんが、現在の甲殻類(エビやシャコ)のように腹部が柔らかかった可能性があります。そのため、このように体を折り曲げることで、天敵から身を守っていたという説が有力です。
非常に大きな頭鞍部です。頭鞍部は天敵から身を守る「盾」の役割があった、あるいは、内蔵を内包していた、などいろいろな説があります。
非常に大きな頭鞍部です。頭鞍部は天敵から身を守る「盾」としての役割があった、あるいは内臓を内包していた、などさまざまな説があります。
全体的に高さのある標本ですが、この角度でしっかりと安定します。
裏面はフラットに仕上げられているため、平置きするだけでしっかり安定します。
三葉虫本体の背周りを計測すると、約90ミリあります。リードプスとしては、かなりの“大物”です。
100円硬貨との比較です。シンボルマークである大きな頭鞍部が印象的な、大サイズのリードプスです。
商品スペック
| 商品ID | tr1361 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 状態良好!シンボルマークの大きな頭鞍部が印象的な、大サイズのリードプス(Reedops) |
| 産地 | Mrakeb,Morocco |
| サイズ | 三葉虫本体カーブ計測9cm 母岩含め全体7cm×5.3cm×高4.9cm |
| 商品解説 | 状態良好!シンボルマークの大きな頭鞍部が印象的な、大サイズのリードプス(Reedops) |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























