- 化石 販売【HOME】
- すべての化石・販売品
- 三葉虫 販売
- プロエタス 販売
- 美麗品!専門プリパレーターによる非常に丁寧なクリーニングが施された、上質なコルヌプロエタス(Cornuproetus) 三葉虫 販売
美麗品!専門プリパレーターによる非常に丁寧なクリーニングが施された、上質なコルヌプロエタス(Cornuproetus)/【tr1358】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 16,000円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら
こちらは古生代デボン紀中期の三葉虫、コルヌプロエタス(Cornuproetus)です。左右に大きく伸びたウィングのような頬棘が特徴です。
某ステルス機を思わせる独特のフォルムが特徴で、盛り上がった頭鞍部と中央軸に対し、翼のように左右へ広がる頬棘が印象的な三葉虫です。属名の「コルヌプロエタス(Cornuproetus)」の“コルヌ(cornu)”はラテン語で「角」を意味し、この長く伸びた頬棘を指しているものと思われます。
こちらの標本は、モロッコの専門工房のベテラン・プリパレーターの手によって、丁寧に仕上げられた逸品です。全体の形状が美しく刳り抜かれ、細部の凹凸に至るまで精緻に表現されています。通常の標本とは一線を画す仕上がりで、もはや「作品」と呼ぶにふさわしい上質な化石です。
コルヌプロエタスは、尾部をやや丸めた「セミエンロール体勢」をとった標本が多く見つかります。コルヌプロエタスが生きたデボン紀後期は、強い咬合力をもつ魚類が出現し、三葉虫にとっては決して牧歌的とは言えない時代でした。そうした環境に呼応するように、鋭い棘を発達させた属が現れ、防御能力を高めていったと考えられます。あるいはこれらの棘は、海底で容易に砂地に沈み込まないための工夫だったのかもしれません。
尾部から撮影したカットです。左右対称の美しい個体で、どの角度から見てもシンボリックな頬棘が際立ちます。
この頬棘は非常に繊細で折れやすいため、浮き彫りにされた標本の取り扱いには注意が必要です。しかし本標本は、頬棘がしっかりと母岩に保持されており、安心して展示することができます。
標本本体は、母岩によってしっかりと守られる構造になっています。
いかがでしょう、この凛々しい顔つき。
裏面は平らにカットされており、平置きした際にも安定します。
頭部の縁は楕円形を描き、帽子の「つば」のような部分が発達しています。
本体の背周りを計測すると約42ミリで、コルヌプロエタスとしては一般的なサイズです。
100円硬貨との比較です。専門プリパレーターによる非常に丁寧なクリーニングが施された、上質なコルヌプロエタスです。
商品スペック
| 商品ID | tr1358 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 美麗品!専門プリパレーターによる非常に丁寧なクリーニングが施された、上質なコルヌプロエタス(Cornuproetus) |
| 産地 | Tafraoute, Morroco |
| サイズ | 本体カーブ計測4.2cm 母岩含め全体8.9cm×5.5cm×高4.2cm |
| 商品解説 | 美麗品!専門プリパレーターによる非常に丁寧なクリーニングが施された、上質なコルヌプロエタス(Cornuproetus) |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























