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素晴らしい保存状態と、精緻にクリーニングされたディテールが圧巻!ベテラン職人の手によって仕上げられた、三葉虫ペディノパリオプス(Pedinopariops)の上質標本/【tr1356】
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こちらは、モロッコ南東部のアンチアトラス山脈、ジェベル・ムラキブ産の三葉虫ペディノパリオプスの上質個体です。
モロッコの専門工房で、ベテラン職人の手によって丁寧にクリーニングされた良質な一品です。
幅広い体躯に、大きく張り出した頭鞍部が特徴的です。各部には微細な凹凸が余すところなくクリーニングされており、当時の生体構造をありありと伝えています。
特徴的な頭鞍部を撮影しました。力強く盛り上がった形状がよくわかります。
その側部についている複眼。複眼にはレンズが多数残されています。ファコプス目に分類される三葉虫はこうした多レンス型の複眼を持つことで知られています。 それぞれの小さなレンズが独立して光を捉え、まるでモザイクのように外界を映し出していたと考えられています。現生のトンボやハエの複眼にも似たこの構造は、当時の海中での高い視覚能力を示しており、獲物や天敵の動きを敏感に察知していたのでしょう。
体節部から尾部にかけてのセクションです。遠目で見ていると、気づきませんが、側部には極めて小さな凹凸が無数に見られます。ぜひ接近して、あるいは、4,5倍のルーペを用いて御覧ください。この標本がいかに精緻に仕上げられているか、お分かりいただけます。
わずかに体を内側に曲げた自然なポーズです。三葉虫は弱点だった腹部を守るために、ダンゴムシのような体を丸めることができたグループが存在しました。特に、ファコプス目に分類される三葉虫はその代表格です。外敵に襲われると、頭部と尾部を引き寄せ、まるで一枚の装甲のように体を丸め込みました。この「巻き込み(エンロールメント)」と呼ばれる防御姿勢は、天敵が増えた古生代デボン紀の海でも非常に効果的だったと考えられています。
ペディノパリオプスは丸みを帯びた可愛らしいフォルムが特徴的ですが、それなりのサイズがあり、迫力を兼ね備えています。
側面から撮影しました。中央軸が大きく盛り上がっており、体高があります。
裏面は平らにカットされており、平置き時に安定します。
背周りを計測して約66ミリほどあります。左右対称の美しい個体です。
100円硬貨との比較です。保存状態は極めて良好です。素直なポーズと体表部に精緻に残されたディテールも見逃せません。
商品スペック
| 商品ID | tr1356 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 素晴らしい保存状態と、精緻にクリーニングされたディテールが圧巻!ベテラン職人の手によって仕上げられた、三葉虫ペディノパリオプス(Pedinopariops)の上質標本 |
| 産地 | Jebel Mrakib, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測6.6cm 母岩含め全体6cm×5.2cm×厚3.7cm |
| 商品解説 | 素晴らしい保存状態と、精緻にクリーニングされたディテールが圧巻!ベテラン職人の手によって仕上げられた、三葉虫ペディノパリオプス(Pedinopariops)の上質標本 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























