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専門工房で丁寧にクリーニングされた上質個体!いかにも典型的で、教科書的なクロタロセファルス・ギブス(Crotalocephalus gibbus)/【tr1352】
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こちらは、モロッコ・アンチアトラス山脈・ルハンダル層(アッチャナ)で採集されたデボン紀前期(約4億年前)の三葉虫、クロタロセファルス・ギブスです。ファコプス目に分類される三葉虫の中では、異質の雰囲気を持つ三葉虫の一つ。非常に大きな頭鞍部とキャラピラーのような体節が実に印象的です。
非常に大きな頭鞍部とつぶらな瞳。
特徴的な多数の環節で構成された胴部。体節は縁部でフリルのように下側に伸びています。
ほぼ左右対称の、均整の取れた個体です。
クロタロセファルスの化石でマーケットに流通しているものの大半は、モロッコ・アンチアトラス山脈から採集されたものです。特に、デボン紀初期プラギアン期(約4億1,000万年前)の堆積層から良質の個体が発見されています。こちらはまさにその好例です。
大きな頭部から小さな尾部へ美しくもバランスの取れた体躯をしています。
大きな頭鞍部と比較して、眼と頬棘は一般に短く、体節は頭鞍近くまで伸びており、クロタロセファルス独特のフォルムを形成します。
体節から尾部へのセクション。こちらの標本は伝統あるモロッコの専門工房で仕上げられた標本です。ハイレベルなクリーニング技術により、細部まで丁寧に刳り抜かれています。
母岩も十分な大きさがあり、美しい本体をしっかりと支えています。
頭鞍部をクローズアップしました。小さな眼が、正面、左右、上方などを広く見渡せるような位置にあります。
裏面です。フラットにカットされているため、平置きするだけで安定します。
側面から撮影しました。デボン紀の海底を這っているかのような雰囲気が素敵です。
約8センチの母岩に、カーブ計測で約7センチのクロタロセファルスが鎮座しています。
100円硬貨との比較写真です。いかにも典型的、教科書的なクロタロセファルスの上質個体です。
商品スペック
| 商品ID | tr1352 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 専門工房で丁寧にクリーニングされた上質個体!いかにも典型的で、教科書的なクロタロセファルス・ギブス(Crotalocephalus gibbus) |
| 産地 | Lhandar Formation, Atchana, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測7.3cm 母岩含め全体8.2cm×7.1cm×厚5cm |
| 商品解説 | 専門工房で丁寧にクリーニングされた上質個体!いかにも典型的で、教科書的なクロタロセファルス・ギブス(Crotalocephalus gibbus) |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























