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複眼の保存状態が圧巻!めったに出会えないレベルの精緻なクリーニングが施されたデボン紀の三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)。モロッコ現地の専門工房が手掛けた、一級標本/【tr1351】
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本標本は、モロッコ南東部アンチアトラス山脈のジェベル・ムラキブ産、デボン紀の地層から採集された三葉虫ペディノパリオプスの上質個体です。とりわけ複眼の保存状態が素晴らしく、極小レンズが一つ一つ明瞭に確認できます。
そのレンズを目一杯近づいて撮影したものがこちら。ファコプス目に分類される三葉虫といえば、この複眼ですが、恐るべき精度で多数のレンズが保存されています。この精緻なクリーニングを手掛けたのは、モロッコの専門工房のベテラン職人です。
大きく盛り上がった頭鞍部と明瞭な体節の隆起が特徴的な、立体感あふれる体躯。
やや体を丸め、まるで海底の岩にしがみつくような姿が愛らしい一品です。
母岩から、腹部側を除いて、ほぼ独立した状態で彫り出されています。ふくよかなペディノパリオプスをより立体的に見せる効果があります。
側面から撮影しました。体節後半からエンロールしており、いかにもファコプス目の三葉虫らしいポーズを取っています。ペディノパリオプスは、全身に小さな凹凸が見られますが、妥協なく、クリーニングが施されており、遠目で見ても、近くで見ても、極上と言って良い見事な標本です。
頭鞍部の凹凸もご覧の通り、これ以上ないほど丁寧な仕事がなされています。
S字を描く体節側部の重なりが、まるで波のような優雅さを感じさせます。
こちらは、体節後部から尾部に至るセクションです。
こちらは尾部。ムラキブでは、デボン紀下部から中部の炭酸塩層が広がり、状態の良い三葉虫が多く産出することで知られています。しかし、最終的な仕上がりは、やはりプレパレーターの技量にかかっています。これほどまでに精緻に仕上げられた標本は、ごく僅かです。
黒く硬い外骨格のみが、こうして化石として残されたわけですが、今なお生命の息吹を感じさせるほどの、生々しい精度でクリーニングが施されています。
母岩の横幅は約86ミリ、本体はカーブに沿って計測して約75ミリあります。
100円硬貨との比較写真です。めったに出会えないレベルの精緻なクリーニングが施されたデボン紀の三葉虫、ペディノパリオプスです。モロッコ現地の専門工房が手掛けた、一級標本です。
商品スペック
| 商品ID | tr1351 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | 複眼の保存状態が圧巻!めったに出会えないレベルの精緻なクリーニングが施されたデボン紀の三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)。モロッコ現地の専門工房が手掛けた、一級標本 |
| 産地 | Jebel Mrakib, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測7.5cm 母岩含め全体8.6cm×5.5cm×高4.9cm |
| 商品解説 | 複眼の保存状態が圧巻!めったに出会えないレベルの精緻なクリーニングが施されたデボン紀の三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)。モロッコ現地の専門工房が手掛けた、一級標本 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























