- 化石 販売【HOME】
- すべての化石・販売品
- 三葉虫 販売
- モロッコニテス 販売
- ビッグサイズ!ハイレベルなクリーニングにご注目!特別なルートで仕入れられたモロッコニテス(Morocconites)の極上標本 三葉虫 販売
ビッグサイズ!ハイレベルなクリーニングにご注目!特別なルートで仕入れられたモロッコニテス(Morocconites)の極上標本/【tr1348】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 36,000円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら
こちらは、極上と言ってよい保存状態を誇る、モロッコ産の三葉虫・モロッコニテスです。
モロッコニテスといえば、頭部前縁中央から前上方へ湾曲しながら伸びる細長い突起が特徴です。これを「ロストラム」と呼びます。こちらの標本でも、そのロストラムが見事に保存されています。
この個体は、特にロストラムの向きが上方に反っており、まさに教科書的な姿を示しています。頭鞍部の輪郭は角ばっており、丸みよりもむしろ五角形に近い形状です。頬棘がほとんど存在しない点も特徴のひとつです。
非常に大きな複眼をもち、その内部は多数の角膜をもつレンズで構成されています。これは、ファコプス目に属する三葉虫に共通する特徴です。本個体はクリーニング技術がとりわけ優れており、まさに“極上”と呼ぶにふさわしい保存状態を保っています。通常のルートでは入手が難しい、一級標本です。
複眼部分をクローズアップしました。微細なレンズひとつひとつまで、見事に保存されている点にご注目ください。ロストラムの上向きの角度も、この一枚からご確認いただけます。
さらに複眼をクローズアップしました。ご覧のとおり、モロッコニテスの大きな眼は多数の小レンズからなる集合体です。複眼は、現生の昆虫にも受け継がれている視覚構造で、解像度こそ高くはないものの、広い視野と動く物体を素早くとらえる能力に優れています。天敵が増えたデボン紀の海を生き抜くうえで、非常に適した構造だったと言えるでしょう。
それにしても、緻密な体節です。モロッコニテスの体節は、縁が丸みを帯び、長い側方棘(フリル)を持たないのが特徴です。装飾を排したシンプルな形で、力強さを感じさせます。
反対側の頭鞍部と複眼、そして体節のセクションです。
縁の細部まで、非常に丁寧にクリーニングされています。長年の経験と高い技術が生み出す、まさに職人技の一品です。
どの部位も隅々まで丁寧にクリーニングされています。
モロッコニテスの象徴ともいえる特徴的なロストラムが際立つ標本です。
母岩には十分な厚みがあり、標本本体をしっかりと支えています。
底面はフラットにカットされているため、平置きした際にも安定します。
左右約10センチの母岩の上に、カーブ計測で約77ミリに達する大型のモロッコニテスが鎮座しています。
100円硬貨との比較写真です。まさに美品!ハイレベルなクリーニングが施された、モロッコニテスの極上標本です。
商品スペック
| 商品ID | tr1348 |
|---|---|
| 年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
| 学名 | ビッグサイズ!ハイレベルなクリーニングにご注目!特別なルートで仕入れられたモロッコニテス(Morocconites)の極上標本 |
| 産地 | Tazoulait Formation, Ofaten, Morocco |
| サイズ | 本体カーブ計測7.7cm 母岩含め全体10cm×8cm×高6.2cm |
| 商品解説 | ビッグサイズ!ハイレベルなクリーニングにご注目!特別なルートで仕入れられたモロッコニテス(Morocconites)の極上標本 |

三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。






























