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良質!モロッコのオルドビス紀の地層から採集された、堂々たるディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)の標本/【tr1338】
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こちらは、モロッコのアンチアトラス山脈に分布する泥岩層から採集された、約4億5000万年前(古生代オルドビス紀後期)の三葉虫です。標本は「ノジュール」と呼ばれる石の塊の中から見つかったもので、ノジュールは内部の化石を包み込むように形成されるため、極めて良好な保存状態を保つことができます。

体節のひとつひとつが鮮明に残され、4億5000万年前の姿を今に伝えています。

頭部から尾部にいたるまで完全に残され、三葉虫の全体像を明瞭に観察できます。

ディアカリメネの仲間は海底にすみ、泥の上を這いながら有機物を食べていたと考えられています。こうして体をまっすぐに伸ばした姿で残るものも多いですが、体を丸めた標本も数多く見つかります。それは、外敵、たとえば板皮類と呼ばれる古代魚や、オウムガイなどの頭足類に襲われたとき、防御姿勢をとったものだと推測されています。

モロッコ産のディアカリメネ・ウーズレグイは、比較的大型の個体が多く見つかります。ご覧の標本も手にしっかりと乗るサイズで、さらに体高もあるため、確かな質量を感じられます。

裏面です。一部に母岩が残されており、台座のように機能します。

シワの寄った頭鞍部を撮影しました。太古の三葉虫らしい、なかなか迫力のある面構えです。

ロングカーブ計測で約96ミリあります。モロッコのオルドビス紀の地層から採集された、堂々たるディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)の標本です。

商品スペック
商品ID | tr1338 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | 良質!モロッコのオルドビス紀の地層から採集された、堂々たるディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)の標本 |
産地 | Tazoulait, Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測9.6cm 母岩含め全体6.8cm×4.3cm×厚3.2cm |
商品解説 | 良質!モロッコのオルドビス紀の地層から採集された、堂々たるディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)の標本 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。