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100%ナチュラル、発見から到着までの経緯が明らかな希少個体!三葉虫コレクターの憧れの的、宇宙的なフォルムで人々を魅了する三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス(Dicranurus monstrosus)の上質標本/【tr1280】
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100%ナチュラル、発見から到着までの経緯が明らかな希少個体!三葉虫コレクターの憧れの的、宇宙的なフォルムで人々を魅了する三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス(Dicranurus monstrosus)の上質標本/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【tr1280】
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こちらは三葉虫コレクターなら誰しも憧れる、デボン紀のモンスター、ディクラヌルス・モンストローサスです。種小名の「モンスター」の名の通り、宇宙生物のような独特の姿がコレクターを魅了し続けています。古くから最も人気のある三葉虫の一つです。なんと言っても、バッファローホーンと称される頭部後方の大きな突起が最大の特徴でしょう。
そして、まるで空を飛んでいるかのような長い突起の数々。三葉虫は古生代末期に絶滅し、現代にはその直接の祖先は存在しませんが、古代の地球にはこんな生物が存在したんだ、と感心させられます。特にディクラヌルスの形は、その最たるものです。個性的な三葉虫の中でも、圧倒的な存在感があります。
反対側からもご覧いただきましょう。ご覧のように保存状態は極めて良好です。こちらの個体は、発見、クリーニング、輸送まで、一貫して経緯が判明している、非常に希少な標本です。日本ではそのような個体はほとんどありません。こちらはモロッコのアルニフ地方のデボン紀の地層で発見されました。100%ナチュラルであり、化学的に安定させるため、表面に保護剤が塗布されています。2023年の11月に発見されたことまで判明しています。
いかがでしょうか、この素晴らしい造形美。この長い棘の役割はいまだに分かっていませんが、なんと優雅な姿でしょうか。
母岩のちょうど真ん中に鎮座しています。
ディクラヌルスの棘は母岩から完全に分離されていないため、取り扱いが比較的容易です。白い母岩から浮かんでいるように見えるため、3Dクリーニングの魅力も感じられます。
ディクラヌルスという属名はギリシャ語で、「熊手のような尾」という意味になります。産地は主に2つあり、一つはモロッコ、もう一つは、米国オクラホマ州です。いずれもデボン紀の地層から採集されます。
ディクラヌルスは、2012年の映画「プロメテウス」に登場するエイリアンの造形のモチーフになったと言われています。最終的なデザインはやや異なって見えますが、アーティストに強い影響を与えたのでしょう。この姿はプロメテウスのストーリーに似て、古代の生物でありながら、まるで未来から来たかのような、人類の常識を覆す印象的なフォルムではないでしょうか。
後方から見ても美しい完成された姿です。
実際には、水中生物ですが、まるで空を飛んでいるかのように見えてきます。
棘がよく広がった大型の個体です。
側面から撮影。大きな母岩の上で安定しています。
裏面です。安定輸送のためのネジ穴があります。
本体カーブ計測81ミリほどある立派な個体です。
100円玉との比較。三葉虫コレクターの憧れの的、宇宙的なフォルムで人々を魅了する三葉虫、ディクラヌルスの上質個体です。
商品スペック
商品ID | tr1280 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 100%ナチュラル、発見から到着までの経緯が明らかな希少個体!三葉虫コレクターの憧れの的、宇宙的なフォルムで人々を魅了する三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス(Dicranurus monstrosus)の上質標本 |
産地 | Alnif, Morocco |
サイズ | 本体最長部カーブ計測8.1cm(尾部トゲ先まで) 母岩含め全体13.6cm×11.8cm×厚3.2cm |
商品解説 | 100%ナチュラル、発見から到着までの経緯が明らかな希少個体!三葉虫コレクターの憧れの的、宇宙的なフォルムで人々を魅了する三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス(Dicranurus monstrosus)の上質標本 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。