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ベリーレア!最古の三葉虫の一つ!カンブリア紀前期の地層から採集された珍しい三葉虫の一つ、パラエオレヌス(Palaeolenus lanlenoisi)の化石。同時代の別種も!/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1277】
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ベリーレア!最古の三葉虫の一つ!カンブリア紀前期の地層から採集された珍しい三葉虫の一つ、パラエオレヌス(Palaeolenus lanlenoisi)の化石。同時代の別種も!/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1277】
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こちらは、中国雲南省東部の、カンブリア紀の地層から採集された、初期の三葉虫、パラエオレヌス(Palaeolenus)です。長い三葉虫の歴史のなかでも、極めて古い時代のものです。
パラエオレヌスが分類されるプチコパリア目は、最も原始的な種を含む最古の三葉虫のグループの一つです。カンブリア紀初期に出現し、オルドビス紀からシルル紀にはすべて絶滅しました。パラエオレヌスは最も初期のプチコパリア目の一つです。プチコパリア目の代表格といえば、米国ユタ州で採集されるエルラシア・キンギでしょう。
写真左は、パラエオレヌスですが、右にはパラドキシデスに似た大型の三葉虫の部分化石も見られます。
5センチ前後の母岩に部分化石も含めますと多数の三葉虫や痕跡が見られます。
パラエオレヌスはカンブリア紀を10個に区分したときの、古い方から4番目のステージに出現しました。この時代には、オレネルス、レドキリア、パラドキシデスなどの三葉虫が出現しています。パラエオレヌスは、それらと同様に、まさに最も古い三葉虫の一つなのです。
裏面です。部分化石ではありますが、断片が所狭しと見られます。
側面から撮影しました。堆積物少しずつ積み重なり、ひとつの石を形作っている様子が分かります。このうちのたった一層が形成されるだけでも、膨大な時間が必要だったことでしょう。
パラエオレヌス本体9ミリ、母岩左右54ミリほどあります。
100円玉との比較。カンブリア紀前期の地層から採集された最古の三葉虫の一つ、パラエオレヌスの標本です。同時代の別種も見られます。
商品スペック
商品ID | tr1277 |
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年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | ベリーレア!最古の三葉虫の一つ!カンブリア紀前期の地層から採集された珍しい三葉虫の一つ、パラエオレヌス(Palaeolenus lanlenoisi)の化石。同時代の別種も! |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離0.9cm 母岩含め全体5.4cm×4.6cm×厚0.8cm |
商品解説 | ベリーレア!最古の三葉虫の一つ!カンブリア紀前期の地層から採集された珍しい三葉虫の一つ、パラエオレヌス(Palaeolenus lanlenoisi)の化石。同時代の別種も! |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。