虫を内包したバーマイト(Burmite) 化石 販売

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虫を内包したバーマイト(Burmite)/【ot4665】

虫を内包したバーマイト(Burmite)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot4665】

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虫を内包したバーマイト(Burmite)(その1)

こちらは約9900万年前(白亜紀中期/セノマニアン期)の非常に古い琥珀とされるバーマイトです。ご覧のように内部に明瞭な翅脈をもった羽虫を内包しています。この年代は地層(火山灰層)の放射性年代測定に基づくもので、まさに恐竜時代の琥珀としてコレクター・研究者間で大変よく知られています。

虫を内包したバーマイト(Burmite)(その2)

内包物の研究などから、当時は鬱蒼とした熱帯〜亜熱帯の針葉樹林が広がっていたと考えられています。樹皮から染み出した樹脂に飛び交う羽虫が取り込まれ、そのまま昆虫標本のように約1億年も保存されてきました。琥珀には、このような極めて高い保存効果があることが知られています。

虫を内包したバーマイト(Burmite)(その3)

虫は潰れることなく立体的に保存されているため、角度を変えながら観察することができます。虫は微細で風化しやすいため化石として残ることはほぼありません。残ったとしても押し花のようにぺしゃんこに潰されているものがほとんどですが、琥珀内包型の化石だけは特別です。生息時の状態をほぼそのまま残しているため、当時の環境・生態を知るうえで、重要な手がかりとなります。

虫を内包したバーマイト(Burmite)(その4)

この琥珀には、内部を流れるように広がる流動的な模様が見られます。樹脂が柔らかかった頃に何度も層を成して流れた痕跡だと思われます。

虫を内包したバーマイト(Burmite)(その5)

通常、古い琥珀は透明度が低下したものも多いですが、バーマイトは白亜紀の琥珀にもかかわらず、ご覧のように光をしっかり通します。光を透過させることで独特の深みのある色合い、まさに「琥珀色」を醸し出します。この色合いは写真では伝えきれない魅力がありますので、ぜひ実物にバックライトを当ててご覧ください。なお、太陽にかざす方法は目を痛める危険があるため、お控えください。

虫を内包したバーマイト(Burmite)(その6)

樹脂に引き寄せられた小昆虫と、風で飛んできた植物片が偶然同時に閉じ込められた「一瞬のドラマ」が詰まっています。

虫を内包したバーマイト(Burmite)(その7)

左右約1.5cmです。

虫を内包したバーマイト(Burmite)(その8)

100円硬貨との比較です。ぜひ高倍率のルーペやデジタル顕微鏡を用いてご覧ください。この小さな粒の中に大きなロマンが潜んでいます。

虫を内包したバーマイト(Burmite)(その9)

白亜紀の樹木の樹皮から滴る樹脂(将来の琥珀)の想像復元図です。

ネームカード
小ケース

商品スペック

商品ID ot4665
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 虫を内包したバーマイト(Burmite)
産地 Myanmar
サイズ 1.5cm×0.8cm×厚0.3cm
商品解説

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?

バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

バーマイト、ビルマ琥珀の採集地域

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

バーマイトに内包された羽毛状の組織

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。

一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

バーマイトに内包された多足類

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトに内包された翅脈が残された羽虫

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。

バーマイトに内包された針葉樹の葉