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【くっきりと刻まれた扇の肋】3億年の歳月を超えて残る、見事な造形美!岩手県産のスピリファー(Spirifer)の母岩付き化石/【ot4636】
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こちらは、国産(岩手県大船渡市鬼丸)のスピリファーの化石です。海底の岩などに肉茎と呼ばれる筋肉質の根のような組織を伸ばして自らを固定し、生涯の大半をその場所で過ごした底生生物群です。殻をわずかに開き、内部の触手冠を使って海水中のプランクトンなどを漉しとって食べる「濾過摂食者」でもありました。古生代(シルル紀〜石炭紀)に大繁栄を極めましたが、ペルム紀末の大量絶滅(P-T境界)で大きな打撃を受け、その後のジュラ紀頃に完全に絶滅。現代の海にはこの直接の末裔は生きていません。
こちらの標本は石炭紀の地層から採集されたものです。当時は、陸上に巨大なシダ植物の森林が広がり、酸素濃度が地球史上最高レベルに達していました(この森がのちに莫大な「石炭層」になりました)。陸上だけでなく海の中も生命の黄金期でした。現代のサンゴとは異なる「四射サンゴ」や「床板サンゴ」、そして「ウミユリ」が織りなす、まるで海底のお花畑のような美しいサンゴ礁が世界中に広がっていたと考えられています。
ご覧のように、決して小さな個体ではありません。明瞭な放射肋がしっかりと保存された上質の個体でもあります。このスピリファーが生きていた時代、日本(の基盤となる地塊)はまだ現在の位置にはなく、赤道近くの温暖な浅海にあったと考えられています。はるか3億年前の南洋のパラダイスを彷彿とさせるロマン溢れる背景を持っています。
裏面です。緻密で重厚な暗灰色の石灰岩の質感がそのまま残っています。やや凸凹ではありますが、裏面が比較的フラットに割れているため、平置き時に十分安定します。
3.8センチの頼もしい厚みを確認できます。この母岩がスピリファー本体をしっかり支えてくれます。
母岩合わせて、横幅14センチ超のサイズがあります。
100円硬貨との比較です。こうして付属の黑スタンドに立てかければ、ちょっとした博物館風の展示もできます。ぜひお試しください。
商品スペック
| 商品ID | ot4636 |
|---|---|
| 年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
| 学名 | 【くっきりと刻まれた扇の肋】3億年の歳月を超えて残る、見事な造形美!岩手県産のスピリファー(Spirifer)の母岩付き化石 |
| 産地 | 岩手県 日本 |
| サイズ | 母岩含め全体14.2cm×6.7cm×厚3.8cm |
| 商品解説 | 【くっきりと刻まれた扇の肋】3億年の歳月を超えて残る、見事な造形美!岩手県産のスピリファー(Spirifer)の母岩付き化石 |

腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。




























