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アンモナイトの海の底で……主役を引き立てる名脇役たち。モミジソデガイ科(Aporrhaidae)の母岩付き標本/【ot4617】
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こちらは、白亜紀の海に生息していた、モミジソデガイ科の巻貝化石です。現生のペリカンガイ類に近い仲間で、砂泥底をゆっくり移動しながら暮らしていたと考えられます。
モミジソデガイ科の最大の特徴である、殻口から広がる翼状の突起は、この標本でははっきりとは保存されていません。一方で、塔状に巻いた特徴的な殻の形はよく確認できます。単体の貝化石というよりも、白亜紀の海底の一部をそのまま切り取ったような、味わい深い母岩付き標本です。
写真右側の突起状に見える部分が、モミジソデガイ科の巻貝化石です。左側の母岩には、さまざまな堆積物が含まれており、当時の海底の様子を想像させてくれます。
モミジソデガイ科の巻貝をクローズアップしました。塔状に巻いた殻形がよく保存されています。
この仲間は、白亜紀の海底の砂泥上に生息していた巻貝です。現生種からの推測では、動きは比較的ゆっくりで、海底の表面、あるいは浅く潜るような形で生活していたと考えられます。
本来は、殻口から翼状の長い突起が広がっていました。なぜ殻口を大きく広げるのかについては、柔らかい泥に沈み込みにくくするため、あるいはカニなどの天敵から殻を守るためなど、いくつかの説があります。
母岩には、さまざまな堆積物が渾然一体となって保存されています。海底にたまった有機物や貝殻片などを核として、炭酸カルシウムなどが固まり、コンクリートのように形成されたノジュールと見てもよさそうです。
北海道といえばアンモナイトの名産地として知られていますが、アンモナイトを含むノジュールを注意深くクリーニングしていくと、その周囲から、こうした小さな巻貝や植物片などが一緒に現れることがあります。
華やかなアンモナイトが主役だとすれば、このような巻貝や堆積物は、当時の海の環境を語ってくれる名脇役です。白亜紀の海底の「一場面」が、そのまま内包されたような標本です。
全体の長さは約7.7cm、主役となる巻貝本体は約3.3cmです。
100円硬貨との比較です。お気に入りのコーナーにちょこんと添えるだけで、空間に白亜紀の海の物語が加わります。
派手さで見せる標本ではありませんが、当時の堆積環境をそのまま切り取ったかのような、地質学的な資料性と静かな魅力をあわせ持つ一品です。
商品スペック
| 商品ID | ot4617 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | アンモナイトの海の底で……主役を引き立てる名脇役たち。モミジソデガイ科(Aporrhaidae)の母岩付き標本 |
| 産地 | 北海道 日本 |
| サイズ | 本体3.3cm 母岩含め全体7.7cm×4.3cm×厚4cm |
| 商品解説 | アンモナイトの海の底で……主役を引き立てる名脇役たち。モミジソデガイ科(Aporrhaidae)の母岩付き標本。むかわ町穂別 |





























