レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石 化石 販売

化石ティラノサウルス 化石 レプリカ 恐竜 レンタル 模型・グッズ お問い合わせ
電話:050-3550-1734(平日10:00~18:00) メール:info@kaseki7.com(24時間対応) お買い物ガイドはこちら

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石/【ot4572】

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石/新生代第四紀(260万年前 -- 現在)【ot4572】

クレジットカードのボーナス払いが可能に。

※クレジットカード情報は当店では保持せず、安全な決済システムを利用しています。

この商品は売却済みとなりました。
レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その1)

こちらは、瀬戸内海の海底から引き揚げられたナウマンゾウの顎骨付き臼歯化石です。しかも、臼歯が2本連なっている点にご注目ください。

ナウマンゾウの名は、明治時代に日本の地質学の基礎を築いたエドマンド・ナウマン博士に由来します。氷河時代の日本を代表する大型哺乳類であり、当時、現在よりも海面が低かった瀬戸内海は、彼らが闊歩する広大な平原でした。漁師の網に掛かって発見されることがあり、こちらはその好例です。

重量は4kgを超え、手に持つと、新生代第四紀の陸上生物としては最大級のグループであるゾウ類ならではの迫力を実感できます。体格としては、現生のアジアゾウより一回り小さいくらいだったと考えられています。

同じ時代には、皆様ご存じのマンモスもいました。北海道からはマンモス類の化石も見つかっています。一方、ナウマンゾウは日本列島の本州・四国・九州を中心に見つかり、約30万年前から3万年前頃まで生息していたと見られています。

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その2)

側面からご覧いただきましょう。立派な臼歯が2本、明確に残っており、それを支える、これまた立派な下顎が保存されています。

ゾウの仲間の多くは、こうした大きな臼歯を持っていました。臼歯は人間でいう奥歯のような役割で、植物をすり潰すように使われました。ゾウ類はご存じのように植物食動物ですから、草、木の葉、枝、樹皮などを大量に食べます。そのため、噛み切るよりも、石臼のようにすり潰す方向に発達したのです。

ゾウ類の臼歯は、硬いエナメル質と、やや柔らかい象牙質、セメント質が組み合わさっています。使われるうちに柔らかい部分が減っていき、硬いエナメル質の稜線が残ります。この凹凸が、植物をすり潰すヤスリのように働くのです。

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その3)

エナメル質は主にリン酸カルシウム系の結晶で構成されており、非常に硬く、化石としても当時の形状を保ちやすい部位です。ゾウ類の臼歯は、しばしば「洗濯板」に例えられます。現在では洗濯機を使うのが当たり前ですが、かつては木製の洗濯板に布をこすりつけて汚れを落としていました。

マンモスとの臼歯の違いとして、ナウマンゾウの臼歯は、より幅があり、大振りな構造を持つとされます。これは、両者が暮らしていた環境や、食べていた植物の違いを反映している可能性があります。

マンモス、とくにケナガマンモスは、寒冷で乾いた草原環境に適応したゾウです。草を大量にすり潰すため、臼歯の板状構造が細かく、密に並ぶ傾向があります。いわば、目の細かなヤスリのような臼歯です。

一方、ナウマンゾウは日本列島の森林、草地、水辺を含む環境に生息していました。草だけでなく、木の葉や枝、樹皮、水辺の植物など、より幅広い植物を食べていたと考えられます。そのため、臼歯もマンモスほど細かく密な構造ではなく、幅のある大きな板状構造になったと言われています。

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その4)

より小さな臼歯をクローズアップしました。おそらく、こちらは吻部、つまり前側に近い臼歯と思われます。エナメル質が浮き立ち、いかにも切れ味が鋭そうな印象を受けます。

瀬戸内海産、つまり海底から引き揚げられた個体と考えられるため、全体に薄く摩耗したような風合いがあります。

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その5)

手と比較すると、その大きさが際立ちます。臼歯の下部、つまり歯根は顎骨の中に深く収まっており、そう簡単には抜けない構造です。
とはいえ、臼歯のみの標本も多く、こうして顎骨と一緒に保存されているケースは決して多くありません。顎骨がベースとして残っているからこそ、2本の臼歯を同時に観察できます。臼歯が2本残されたナウマンゾウの顎骨化石は、非常に希少です。

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その6)

こちらは、顎骨を下から撮影した一枚です。非常に頑強で、分厚い構造が確認できます。片側の顎の一部だけでこれほど大きいとは、さすがゾウ類です。

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その7)

左右約295ミリ、重さ4060グラムという驚くべきサイズをもつ、非常に立派な標本です。
ゾウ類は一生のうちに、各顎、つまり左上・右上・左下・右下に6本ずつ、合計24本の臼歯を使うとされています。
ただし、常に6本が並んでいたわけではありません。基本的には1本、交換期には2本程度が機能し、後ろから前へ、ベルトコンベアのように少しずつ押し出されていきました。ナウマンゾウも、おそらく同じ仕組みだったと考えられます。

本標本では、2本の臼歯を同時に観察できます。これは、古い臼歯と新しい臼歯が前後に並ぶ、交換期の状態だったのかもしれません。その意味でも希少です。

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その8)

100円硬貨との比較です。個人的に一番好きなアングルで撮影しました。下顎の厚み、質量感、エナメル質部分の保存状態の良さ、そして2本の臼歯を同時に観察できる点が見どころです。おそらく、写真奥が吻部側、写真手前が体側にあたります。

レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石(その9)

こちらは更新世の日本列島に生息していたナウマンゾウの想像復元図です。

ネームカード

商品スペック

商品ID ot4572
年代 新生代第四紀(260万年前 -- 現在)
学名 レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石
産地 日本明石近海
サイズ 29.5cm×17cm×厚15.2cm 4060g
商品解説 レア…30センチ・4kg超えの大型標本!更新世の日本に生きた絶滅ゾウ類、ナウマンゾウの下顎骨付き臼歯2本化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

ナウマンゾウとは?

日本にもいた東アジアの古代ゾウ

ナウマンゾウは約2万年前の新生代更新世後期の東アジアに生息していた、絶滅したゾウの一種である。ゾウ目 -?ゾウ科に属し、アジアゾウと近縁であるとされる。日本、朝鮮半島、中国に分布していた。

やや小型だが牙が大きく発達

肩高2.5m~3mで、現生のアジアゾウと比べ、やや小型である。氷河期の寒冷な気候に適応するため、皮下脂肪が発達し、全身は体毛で覆われていたと考えられている。牙(切歯)が発達しており、雄では長さ約240cm、直径15cmほどに達した。この牙は小さいながらも雌にも存在し、長さ約60cm、径は6cmほどであった。

古代の日本人と対決していた

ナウマンゾウは当時の人類の狩猟の対象であったと考えられている。日本においては約2万年前に絶滅したとされるが、これは日本列島に(現生)人類が現れた後期旧石器時代にあたる。
ナウマンゾウなどのように大型の動物の歯や骨の化石は「龍骨」(または「竜骨」)と呼ばれ、古くから収斂薬、鎮静薬などとして用いられてきた。

正倉院にも宝物として保存されている

正倉院には「五色龍歯」(ごしきりゅうし)と呼ばれるナウマンゾウの臼歯の化石が宝物として保存されている。

ナウマンゾウ

画像・文 「ナウマンゾウ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org