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恐るべき保存状態、過去最高クラス!澄江(チェンジャン)動物群のカンブリアモンスター、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の極めて上質な逸品/【ot4562】
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こちらは、中国雲南省の澄江(チェンジャン)動物群を代表する絶滅生物、フキシャンフィア・プロテンサの化石です。現代の生物群とは似ても似つかない、まさにモンスターのような姿にロマンを感じざるを得ません。さすがはカンブリア紀の生物です。多細胞生物としては極めて初期の段階にあり、まさにこれから生命の歴史が始まろうとしている黎明期の姿そのものです。
カンブリア紀の生物化石は基本的にどれも希少ですが、フキシャンフィアはその中でも特別な存在です。まず市場に出回る数が非常に少なく、まして上質なものとなればごくわずかしかありません。
この個体は、その極めて稀な例外の一つです。中央には非常にわかりやすく鱗片(りんぺん)が残されています。ここまで明瞭に輪郭・ディテールともに残された標本は、弊社・化石セブンでも初めてです。
その中央の個体をアップで撮影しました。フキシャンフィアの背中には12〜17個の鱗片が並び、その後に肢(あし)を持つ胸部があったと考えられています。ご注目いただきたいのは、鱗片の先端にある鋭いトゲのような部分まで完璧に保存されているという点です。カンブリア紀の標本で、ここまで残ることは極めて珍しく、興奮を禁じ得ません。
おそらくこの個体は、腹側を手前にして保存されたものと思われます。というのも、中央部には細かい構造が見られ、部分的ではありますが、肢のような構造も確認できるからです。背中側を残した個体がほとんどの中、この点は特筆すべき特徴です。
そして、尾もまた素晴らしい保存状態を維持しています。ご覧のように、節々の保存状態はほぼ完璧と申し上げて良いでしょう。一般的なカンブリア紀の標本とは明らかに一線を画す、驚くべき個体です。
あるいは、すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、写真右側により大きな鱗片があるのがお分かりいただけるでしょうか。
本体の右横です。中央個体の1.5倍から2倍はあろうかという鱗片が、少なくとも4枚は確認でき、痕跡程度ではあるものの、その生物の体節なども見て取れます。鱗片の形などから、より大型のフキシャンフィアではないかと推察されます。通常、フキシャンフィアの全長は4センチ前後ですが、この中央個体は5.4センチと、これだけでも十分に大型と言えるサイズです。もし右横の個体がフキシャンフィアであるならば、10センチ級の「超」の付く大型個体の可能性があります。あるいは、鱗片の形が似ているだけで、別のさらに大型のカンブリアモンスターである可能性も否定できません。
こうして見ると、右横の個体の並外れたサイズ感がお分かりいただけるかと思います。
鱗片の左側には、尾部と見られるやや細く連なった体節も確認できます。また、写真下側の黒ずんだ部分にも大ぶりな節が連なっていることから、背中側がこちらを向いている可能性もあります。それにしても、なんと巨大な個体でしょうか……。脇役と片付けるには、あまりにも存在感が大きすぎる個体です。
全形を改めてご覧いただきましょう。手のサイズと比較しても分かりますように、今回のフキシャンフィア(本体側)は、平均を上回る十分なサイズがあり、かつ保存状態も極めて明瞭。体節・鱗片に加え、肢の一部まで保存されているという圧巻のクオリティです。加えて、主役を食ってしまいかねないほどの存在感を放つ大型個体が横に鎮座しているという、通常ではまず考えられない、特級のコレクターズアイテムです。
裏面です。チェンジャン産の化石の母岩の多くは、落ち着いた黄褐色(バフカラー)やオリーブ色を呈します。風化の進んだ泥岩は比較的軽量なものも多いですが、本標本は148gあり、チェンジャン産の標本としてはかなりしっかりとした重みを感じる個体です。
側面から撮影しました。非常に細かい層理が見られます。この1本のラインに一体何年の歳月が詰め込まれているのでしょうか……。非常に粒子が細かく、緻密な石質です。
おそらく、極細粒の粘土鉱物やシルトからなる泥流は、生物の死骸を瞬時に包み込んで外界から完全に密閉(急速埋没)したのでしょう。これにより、死体を分解する微生物の活動や、屍肉食動物(スカベンジャー)による破壊、さらには堆積物を掘り返す生物の撹乱(かくらん)が抑制され、軟組織の大部分が鉄珪酸塩鉱物などの微細な鉱物に精密に置き換わることができたと考えられます。
本体の直線距離は5.4cm、母岩を含めた全体は約11.2cmです。アベレージサイズを上回る立派なフキシャンフィア本体と、その横に居座るさらに大きな個体……。化石標本そのものの圧倒的な魅力に加え、ロマンも兼ね備えた逸品です。
100円硬貨との比較です。付属のスタンドに立てかけて撮影した一枚です。この標本は、きっと末永く貴方の至高のコレクションとして残り続けることでしょう。希少なチェンジャン化石の中でも、特筆すべき保存状態を誇る、ごく限られた一級標本です。この価値が分かるコレクターの方にお譲りできればと存じます。
こちらは、フキシャンフィアの想像復元図です。現生生物とは似ても似つかない不思議な姿をしています。一体、当時はどのような暮らしをしていたのでしょうか。
商品スペック
| 商品ID | ot4562 |
|---|---|
| 年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
| 学名 | 恐るべき保存状態、過去最高クラス!澄江(チェンジャン)動物群のカンブリアモンスター、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の極めて上質な逸品 |
| 産地 | 中国 雲南省 |
| サイズ | 本体直線距離5.4cm 母岩含め全体11.2cm×5.3cm×最厚部1.4cm |
| 商品解説 | 恐るべき保存状態、過去最高クラス!澄江(チェンジャン)動物群のカンブリアモンスター、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の極めて上質な逸品 |

カンブリアモンスターとは?
カンブリアモンスターは、約5億4100万年前から4億8500万年前のカンブリア紀に生息していた動物群を指します。
この時期は、地球上の生命が急速に多様化した「カンブリア爆発」として知られ、現代の動物門の多くが初めて出現しました。
カンブリアモンスターと呼ばれる生物には、Anomalocaris(アノマロカリス)やOpabinia(オパビニア)などのユニークな形態を持つものが含まれます。これらの生物は、複雑な体構造や特殊な捕食器官を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
カンブリアモンスターは、化石記録に残る初期の複雑な動物群であり、現代の生物多様性の起源を探る上で重要な手がかりを提供しています。




























