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この毛むくじゃらの昆虫は一体何か?恐竜時代の琥珀、ミャンマー産バーマイト(Burmite)/【ot4512】
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こちらはミャンマー産の琥珀「バーマイト」です。約1億年前のインクルージョン(内包物)が含まれることで有名なものです。
中に入っているのは、毛むくじゃらの虫と思しき物体。長年バーマイトをご紹介し続けてきましたが、このような形態の虫は初めて見ました。3mm程度と虫のインクルージョンとしては結構なサイズがあるにもかかわらず、種の同定をすることができません。大変興味深い標本です。
バックライトを当てて撮影してみました。先ほどの虫が明瞭に浮かび上がってきます。
琥珀とは、樹木が傷ついたときに内部から染み出してくる樹脂が、長い時間をかけて化石になったものです。10年、20年? いえいえ、なんと数千万年から1億年という気の遠くなるような時間を経て、ようやく琥珀になります。
そのため、ここに閉じ込められた虫は単なる「死骸」ではありません。はるか昔の森で確かに生きていた生物が樹脂に包まれ、その姿をほぼそのまま現代に残したものなのです。
なぜ琥珀の中の虫は腐敗しないのでしょうか? 通常の有機物であれば、数日もすれば腐敗して朽ち果ててしまいますよね。
その秘密は、樹脂が虫をすばやく包み込み、外気や水分、微生物から完全に隔離してしまうためです。
木から流れ出た粘り気の強い樹脂は非常に粘性が高く、内部に空気が入りにくい性質があります。さらに、樹脂そのものに防腐成分が含まれているため、腐敗を進める微生物が活動できません。まさに琥珀は、時を止める「天然のタイムカプセル」のような存在なのです。
指先に乗せたこの1cm強の結晶には、なんと約1億年前……つまり恐竜時代の環境がそのまま凝縮されています。小さくともロマンの塊のような存在です。
こちらにも、別の昆虫と思しき痕跡が見られます。
それにしても、全身を細かな毛に覆われたこの虫は、一体何の仲間なのでしょうか。
琥珀のサイズは左右約12mmです。
100円硬貨との比較です。バーマイトの中では比較的小粒な個体ですが、不思議でユニークな虫を内包しています。ぜひ、バーマイトコレクターの方のコレクションに加えていただきたい逸品です。
当時の樹脂が滴る様子を再現したイメージ図(想像図)です。
商品スペック
| 商品ID | ot4512 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | この毛むくじゃらの昆虫は一体何か?恐竜時代の琥珀、ミャンマー産バーマイト(Burmite) |
| 産地 | Myanmar |
| サイズ | 1.2cm×1cm×厚0.4cm |
| 商品解説 | この毛むくじゃらの昆虫は一体何か?恐竜時代の琥珀、ミャンマー産バーマイト(Burmite) |

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。































