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白亜紀、ブラジル・クラト層から採集された、翅脈まで残った昆虫化石/【ot4493】
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こちらはブラジル北東部、白亜紀前期の地層から発見された昆虫の化石です。約1億1500万年前の「クラト層」を産地とします。淡黄色の石灰岩に広がるオレンジ色の酸化鉄の染みは、この産地ならではの特徴。昆虫のすぐ上に細長い植物の葉も一緒に保存された、見どころの多い標本です。
薄い膜のような層が積み重なった美しい産状です。
体長約7ミリの昆虫が、くっきりと黒いシルエットを残しています。脚の関節や翅(はね)の輪郭まで明瞭に確認できる保存状態の良さ。穏やかな湖底に静かに沈み、細かな泥に包まれたことで微細な構造が守られたと考えられています。1億年前の姿をここまで鮮明に見せてくれるとは、我々にとってなんとも「虫が良い」話です。やさしく輪郭を触ると、たしかにその感触を味わうことができます。
この化石が形成された当時、一帯は波の穏やかな塩湖やラグーンでした。水辺を飛び交う昆虫や、風で飛ばされた植物の葉が水面に落ちて湖底に堆積したと考えられています。周囲の乾燥した気候を反映し、昆虫類や翼竜など多様な生物群がこの石灰岩の中に封じ込められています。当時の豊かな生態系をそのまま切り取ったような一枚です。実物を目の前にすると、化石でありながら一枚の絵画のようにも感じられます。
翅の脈理(翅脈)に迫った接写画像です。クラト層を構成する極めて細かい粒子の石灰泥が、押し花のように生物をプレスしました。クラト層は、上部のサンタナ層(狭義)に比べると、こうして平べったい標本が多いのが特徴です。それにしても、琥珀でもないのに翅脈まで残るとは恐れ入りました。
母岩の裏側の様子です。薄い層が重なった、いかにも湖底の雰囲気がよく残されていますね。この段差、化石コレクターなら、触らざるを得ませんね。
厚さ約9ミリの断面に見える、何層にも重なった細かな平行縞。クラト層でよく見られる縞状の石灰岩です。
母岩全体で約4センチ四方です。右下の虫は前述の通り約7ミリです。
平置きも良いですが、付属のスタンドを使って、立てて展示するのもおすすめします。書斎、デスク、棚など、どこでも、収まりが良いです。ブラジル産の昆虫化石は世界中のコレクターから根強い人気を誇ります。ぜひ、お迎えください。
当時のクラト層は塩湖でした。高塩分濃度で重い底層の水と、軽い表層の水が分離し、湖底には酸素が届きにくい状態だったのです。そのため、底へ沈んだ生物の遺骸は腐敗から守られ、非常に状態の良い化石として残ったと考えられています。
商品スペック
| 商品ID | ot4493 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 白亜紀、ブラジル・クラト層から採集された、翅脈まで残った昆虫化石 |
| 産地 | Brazil |
| サイズ | 本体直線距離0.7cm 母岩含め全体4.2cm×3.9cm×厚0.9cm |
| 商品解説 | 白亜紀、ブラジル・クラト層から採集された、翅脈まで残った昆虫化石 |































