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約1億年前のミャンマー琥珀・バーマイト(Burmite)|透明度ある17ミリ片に、昆虫の脚・毛状構造・植物片を内包/【ot4453】
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こちらは、約1億年前の白亜紀に形成されたミャンマー琥珀「バーマイト」です。内部には、昆虫の一部とみられる内包物を確認できます。琥珀とは、樹皮の間などから染み出した樹脂が、長い時間をかけて化石化したものです。内部には気泡、植物片、そしてこうした昆虫などが含まれることがあり、当時の環境を知る手がかりになります。とくにミャンマー産琥珀であるバーマイトは、内包物の豊富さで知られ、恐竜時代の非常に古い琥珀として、コレクターから高い人気を博しています。
琥珀の全形です。バックライトを当てて撮影しました。昆虫の力強い脚が、シルエットとして浮かび上がっています。
昆虫の歴史は非常に古く、古生代デボン紀にはすでに出現していたと考えられています。石炭紀には羽を持つ昆虫が多様化し、後の昆虫類につながるグループが大きく発展しました。ただ、昆虫は小さく繊細な構造を持つものが多いため、化石として完全な形で残る例は限られます。一方、琥珀に閉じ込められた昆虫化石では、体の細部まで良好に保存されることがあります。
通常であれば失われてしまう植物片も、琥珀の内部に残されています。こうした内包物を研究することで、当時の環境を推し量ることができます。バーマイトが形成された環境は、湿潤な熱帯〜亜熱帯の森林だったとされます。また、河川が土砂を運び込むデルタ地帯、すなわち三角州に近い環境でもあったと考えられています。
昆虫の一部が分離した状態で保存されています。周辺には気泡やさまざまな植物片も混入しており、当時の環境の一部を包み込んだまま化石化したことが分かります。樹脂が固化する過程では内部に「流れ」が生じ、内包物がせん断されることがあります。この産状も、その影響によるものかもしれません。
肉眼ではこのように見えます。バーマイトは一般的な琥珀に比べてやや赤みを帯びるものがあり、比較的硬い琥珀としても知られています。
バックライトを当てなくても、内包物を視認できるほどの透明度があります。
昆虫の足には毛のような構造も見られ、いかに好条件で保存されていたかよく分かります。
左右約17ミリです。
100円硬貨との比較です。バーマイトは恐竜時代の琥珀として、琥珀コレクターに高い人気を誇っています。一方で、紀元1世紀ごろには中国方面でも知られ、交易品として珍重されてきた歴史を持っています。およそ2千年にわたり、人々を魅了し続けてきた琥珀といえるでしょう。
白亜紀の森で生じた樹脂が、途方もない時間をかけて化石化したものがバーマイトです。こちらは、樹木から滴る樹脂の姿を描いた想像復元図です。
商品スペック
| 商品ID | ot4453 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 約1億年前のミャンマー琥珀・バーマイト(Burmite)|透明度ある17ミリ片に、昆虫の脚・毛状構造・植物片を内包 |
| 産地 | Myanmar |
| サイズ | 1.7cm×1.4cm×厚0.5cm |
| 商品解説 | 約1億年前のミャンマー琥珀・バーマイト(Burmite)|透明度ある17ミリ片に、昆虫の脚・毛状構造・植物片を内包 |

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。































