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分厚く、それでいて高い透明度!印象的な1匹の虫を内包したバーマイト(Burmite)/【ot4372】
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いったい、何の虫でしょうか…。バーマイトをこれまで数多く見てきましたが、この虫は過去に、見覚えがありません。
バーマイトとはミャンマー産の琥珀のことで、その起源は遡ること、約1億年前。当時の木の樹液が、長い時間をかけてカチコチに固まったものです。琥珀はいずれも古いものですが、バーマイトの古さは世界指折り級。何と言っても、大地を恐竜が闊歩していた時代の産物です。この虫もまた、その目で恐竜を見ていたのかもしれません。
バーマイトは通常、かなり扁平で、ちょうど碁石のような形状をしていますが、こちらは相当な厚みを備えたタイプです。それにも関わらず、非常に高い透明度を誇ります。これほどの厚みがありながら、後方からの補助光を美しく通します。
その傍で発見したのが、この冒頭でもご覧いただいた虫です。
バーマイトのもととなった樹木は、汽水域に生えていたと言われています。海水と淡水が交錯する海域の近くの樹木は、自然火災にもよく遭っていたと言われており、傷を治すために、頻繁に樹液を滲み出していたのでしょう。その際、植物片を巻き込みながら、こうして化石化したものと思われます。
バーマイトは、通常、かなり扁平で、ちょうど碁石のような感じなのですが、こちらは、相当厚みがあるタイプです。にも関わらず、非常に透明度が高い。これほどの厚みがありながら、後方からの補助光をきれいに通します。
補助光なしでも、透明度は健在。厚みがあるタイプならではの、立体的な構造です。バーマイトとしては普段、見慣れない形なので、ちょっとした違和感さえあります。
30倍以上の倍率を持つルーペを使えば、ここまで拡大して観察できます。ぜひ、ご自身の目で発見してみてください。
左右22ミリと幅もありますが、最厚部7ミリという分厚さのほうが、特徴的です。
100円硬貨との比較です。立体的で透明な基質の内部に、1匹の虫を内包したバーマイトです。
商品スペック
| 商品ID | ot4372 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 分厚く、それでいて高い透明度!印象的な1匹の虫を内包したバーマイト(Burmite) |
| 産地 | Myanmar |
| サイズ | 2.2cm×1.5cm×厚0.7cm |
| 商品解説 | 分厚く、それでいて高い透明度!印象的な1匹の虫を内包したバーマイト(Burmite) |

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。































