- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 針葉樹の樹脂
- 琥珀の化石販売
- ベリーレア、肉眼でも視認可能!通常ではまず見られない、1センチ近い立派な羽虫を内包したバーマイト(Burmite)
ベリーレア、肉眼でも視認可能!通常ではまず見られない、1センチ近い立派な羽虫を内包したバーマイト(Burmite)/【ot4311】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
ご入金の確認が完了したご注文は即日発送
送料無料 税込み 8,900円 この価格で分割払いした場合は? | スマホ向けサイトはこちら
こちらは、ミャンマー北部・フカワン渓谷で産出した、約1億年前の琥珀「バーマイト」です。旧国名にちなみ「ビルマ琥珀」とも呼ばれます。
バーマイトは、多種多様な昆虫が封じ込められていることで知られていますが、一般的に見られるのはルーペが必須となるほど小さな昆虫です。琥珀の元となる樹液に足を取られ、脱出できなくなった昆虫が内包されるため、基本的に一定の小ささのものが多いのです。
ところが、本標本に含まれる昆虫は、肉眼ではっきりと確認できるほどのサイズを誇ります。様々なバーマイトの中でも、”特別な存在”と言える標本です。
ルーペで拡大すると、驚くほど優れた保存状態であることがわかります。羽虫の各部位はもちろん、翅脈(しみゃく)に至るまで明瞭に観察可能です。数十点の一つの、驚愕の保存度を誇る標本です。
冒頭の大型個体のほかにも、多数の昆虫が内包されています。こちらの羽虫も、ルーペで拡大すると翅脈がはっきりと確認できます。これらの昆虫も、琥珀の形成時期と同じく、約1億年前……白亜紀中期(アプチアン末〜セノマニアン初期)の生物であった可能性があります。
すなわち、恐竜時代を生きた虫たちです。まさにロマンの塊です。
全体をご覧いただくと、中央の昆虫の大きさに驚かされます。このサイズであれば、通常であれば樹液から容易に脱出できたはずです。しかし本標本では、そのまま取り込まれ、琥珀中に封入されています。死後に樹液に触れて絡め取られたのか、あるいは特殊な条件が重なったのか……その経緯は定かではありませんが、いずれにしても、このサイズの昆虫が保存されている例は極めて稀と言えます。
琥珀の透明度は極めて高く、背面から光を当てると、内部の昆虫がくっきりとシルエットを描き出します。
肉眼ではっきりと確認できる、大変希少なバーマイトです。
大きな虫の下には、同サイズの大きな羽が見られます。おそらく、この虫のものでしょう。
クローズアップしました。こちらも見事な翅脈が見られます。
大きな虫を含めて、少なくとも、合計6匹が内包されています。
バーマイトに含まれる一般的なサイズの虫たちです。
羽を拡大して撮影しました。ハエの仲間の可能性があります。
指との比較です。琥珀そのものとしても、非常に美しい個体です。補助光を当てると、内部がふわっと明るく輝き出します。琥珀は「世界最古の宝石」とも呼ばれますが、光を受けたときにこそ、その進化を発揮します。
補助光なしでも、この透明度。
約15ミリの琥珀に1センチ近い羽虫が内包されています。
100円硬貨との比較です。通常ではまず見られない、1センチ近い立派な羽虫を内包したバーマイトです。
商品スペック
| 商品ID | ot4311 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | ベリーレア、肉眼でも視認可能!通常ではまず見られない、1センチ近い立派な羽虫を内包したバーマイト(Burmite) |
| 産地 | Myanmar |
| サイズ | 1.5cm×1cm×厚0.4cm |
| 商品解説 | ベリーレア、肉眼でも視認可能!通常ではまず見られない、1センチ近い立派な羽虫を内包したバーマイト(Burmite) |

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。































