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約1億年前の甲虫と思しき虫を内包! ミャンマー産琥珀、バーマイト(Burmite)の美麗標本/【ot4195】
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					こちらはミャンマー産の琥珀で、通称「バーマイト」と呼ばれるものです。約1億年前、白亜紀中期(アプチアン末からセノマニアン初期)にかけて形成されたもので、内部には多種多様な動植物の化石が含まれていることで知られています。この標本には、甲虫と思われる昆虫の化石が内包されており、その様子を捉えた一枚です。
					琥珀全体が非常にクリアなため、後方から補助光をあてると、甲虫のシルエットがくっきりと浮かび上がります。
					右上には、前述の甲虫の姿がはっきりと確認できます。
					ぜひ高倍率のルーペでご覧ください。琥珀内部を観察する際は、倍率30倍以上のルーペを推奨しております。肉眼で見ていた景色とはまったく異なる、別世界が広がっています。
					甲虫以外にも、植物の一部と思われる、長いライン状のインクルージョンが確認できますね。
					ご覧のとおり、極めて透明度が高く、美しい個体です。バーマイトは、紀元前後にはすでにビルマ(ミャンマーの旧国名)から中国へと交易品として輸出されていました。琥珀は「世界最古の宝石」とも呼ばれ、古くから現在に至るまで、希少な装飾品として人々に愛されてきました。研磨するだけで鮮やかに輝くその姿は、現代のような高度な加工技術がなくとも楽しめる、貴重な天然素材のひとつだったことでしょう。
					左右約17ミリほどのサイズです。バーマイトは、基本的に平たい円盤状をしており、黄色から赤褐色までの色調を呈します。透明なものから不透明なものまでありますが、弊社では特に透明度が高く、虫などの内包物がはっきりとご覧いただけるものを厳選してご紹介しております。
					100円玉との比較写真です。極めて古い時代(約1億年前)に形成された、ミャンマー産琥珀「バーマイト」の美しい標本です。
商品スペック
| 商品ID | ot4195 | 
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) | 
| 学名 | 約1億年前の甲虫と思しき虫を内包! ミャンマー産琥珀、バーマイト(Burmite)の美麗標本 | 
| 産地 | Myanmar | 
| サイズ | 1.7cm×0.9cm×厚0.2cm | 
| 商品解説 | 約1億年前の甲虫と思しき虫を内包! ミャンマー産琥珀、バーマイト(Burmite)の美麗標本 | 

バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。

琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。

では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。

さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。

バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。































