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形の良い歯冠がほぼ無傷で保存された、とても状態の良いモササウルス(Mosasaurus)の歯化石/【ot4184】
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こちらは白亜紀後期の海洋における食物連鎖の頂点に君臨していた海棲爬虫類、モササウルスの歯化石です。モササウルスは18世紀末、オランダ・マーストリヒト近郊のチョーク採石場で頭骨が発見されたことで初めてその存在が知られるようになりました。当初はワニやクジラと誤解されていましたが、19世紀初頭に自然科学者ジョルジュ・キュヴィエが、現生のどの生物とも異なる巨大な海棲トカゲであると結論づけました。これは、モササウルスが絶滅し、現生の生物とは系統的に縁が切れていることを示したという点で、当時としては画期的な主張でした。
ちなみに、学名(属名)のモササウルスはその後間もなく名付けられたもので、発見現場に近い「モサ川」にちなんでいます。

ご覧のように、歯冠のエナメル質の大部分が保存されており、表面には美しい模様が残されています。

接写してみました。

ご覧のように、ボリュームのあるフォルムで、確かな存在感があります。

歯には稜線があり、鋭く尖っています。ただし、鋸歯(きょし、ギザギザの部分のことで、セレーションともいいます)は存在しません。モササウルスの歯には、獲物を切るというより噛み砕くように進化した特徴が感じられます。

両面ともに同程度に状態が良いです。

今では信じられないことに、19世紀前半から中頃にかけて、科学者たちはモササウルスを「水陸両生」の海棲爬虫類だと考えていました。ミズーリ州で発見されたモササウルスの特徴から、背骨が柔軟で歩行が可能であり、指骨が爪のように見えることから、陸上を歩けたのではないかと考えられたようです。しかし、19世紀中頃以降しばらくして、この見解は覆され、モササウルスの手足は完全に水中生活に適応したヒレ状であることが判明しました。

根元の断面を撮影しました。周長は66ミリもある、非常に太い歯化石です。

写真の上辺を計測したところ、約44ミリありました。

100円玉との比較です。形の良い歯冠がほぼ無傷で保存されている、とても状態の良いモササウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot4184 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 形の良い歯冠がほぼ無傷で保存された、とても状態の良いモササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.4cm 周長6.6cm |
商品解説 | 形の良い歯冠がほぼ無傷で保存された、とても状態の良いモササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。