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珍しい歯根が保存されたモササウルス(Mosasaurus)の歯化石/【ot4075】
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こちらは、白亜紀後期から最末期にかけて生息していた海棲爬虫類、モササウルスの歯根付きの歯化石です。「歯根」とは、歯茎の内部に埋まっていた部分を指します。写真の下部にある乳白色の部分がそれにあたります。

モササウルスは、狭義(属レベル)では5種類程度、広義(科レベル)では数十種にも及びます。かつては属レベルで数十種が存在しているとされていましたが、2010年代後半に分類の整理が進められました。
モササウルスの化石は世界中から発見されており、当時、広範な海域に生息していたと考えられています。海洋の食物連鎖の頂点に君臨していたとされ、魚類やアンモナイト、イカなどを主に捕食していたと考えられています。
また、同じモササウルスを捕食していたと見られる痕跡もあり、共食いをしていた可能性も指摘されています。

左側が歯冠です。通常、歯化石はこの歯冠部分のみが残った標本が大半を占めます。

根本部分を撮影しました。モササウルスには4種類の歯があり、前歯(前上顎骨歯)、上顎奥歯、口蓋骨の歯、そして下顎歯が存在します。特徴的なのは、上顎の内側にある口蓋骨に、2列の歯列が備わっていることです。
私たちヒトには口蓋骨に歯はありませんが、一部のモササウルスには、獲物をいったん飲み込んだ後に逃がさないための「ハンター仕様」の口蓋骨歯が存在していたと考えられています。
また、モササウルスの歯は顎の骨に深く固定されていますが、古くなると自然に抜け落ち、新たな歯が生えてくる、いわゆる「デンタルバッテリー」構造を備えていました。

全体の直線計測で約4センチ前後です。モササウルスの歯の成長速度についても研究があり、歯の形成には約1年半かかっていたと推定されています。その後、使用されて傷んでくると、生え変わっていたのでしょう。

100円玉との比較写真です。珍しく歯根まで保存されたモササウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot4075 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 珍しい歯根が保存されたモササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.1cm |
商品解説 | 珍しい歯根が保存されたモササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。