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クリアな基質に1匹の羽虫が見える!約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)/【ot3809】
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クリアな基質に1匹の羽虫が見える!約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【ot3809】
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こちらは、ミャンマー産の琥珀、バーマイトです。バーマイトは別名ビルマ琥珀とも呼ばれ、ミャンマー北部の渓谷で発掘されます。この琥珀は白亜紀中期から初期にかけての非常に古い琥珀であると考えられており、恐竜偉大の琥珀として有名です。こちらの標本の内部には、その時代のものと思われる羽虫が内包されています。
琥珀とは、古代の木の樹液が時間をかけて化石化したものです。若い琥珀でも数百万年の歳月が経過しており、バーマイトについては前述の通り、1億年もの時間が経っていると言われています。内部に含まれる動植物は、その時代の環境を反映している可能性があります。ロンドン自然史博物館の研究では、内包物の中に白亜紀に起源を持つものが含まれていることが明らかになっています。
琥珀の中には、よく羽虫が含まれています。羽虫は一旦樹液に取り込まれると、抜け出す力がなく、そのまま化石になることが多いとされています。一方、力の強い甲虫や大きな虫などは容易に抜け出せるため、琥珀の中には比較的少ないのです。
ぜひ30倍以上の高倍率のルーペを使って御覧ください。
羽の脈や足、触角などもご覧いただけます。
肉眼でみると、ほぼ透明です。バックライトをあてると、レモンイエローに輝きます。
蛍光灯だけでもきれいに見えます。内包物が少ないので虫を見つけやすいです。
約2センチほどあります。
100円玉との比較。約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイトです。
商品スペック
商品ID | ot3809 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | クリアな基質に1匹の羽虫が見える!約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 2cm×0.8cm×厚0.2cm |
商品解説 | クリアな基質に1匹の羽虫が見える!約1億年前に起源を持つ、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。