ズッシリと重い！しかも5センチ級の大型標本！米国オハイオ州の古生代デボン紀から発見された、大型の腕足類、パラスピリファー（Paraspirifer bownockeri）の上質個体 化石 販売

こちらは、古生代デボン紀に生息していた腕足類、パラスピリファー(Paraspirifer bownockeri)です。パラスピリファーは、ヨーロッパ、モロッコ、北米などから採集されます。とくに北米東部のオハイオ州からは、黄鉄鉱化した標本が見られます。こちらもその一つで、ずっしりとした重みが感じられます。

腕足類とは、見た目が二枚貝と似ていますが、異なる生物です。腕足という名前の通り、内部に触手w持ち、それを使い、移動したり、摂食行動を取ることができました。パラスピリファーは腕足類のなかでも、かなり大型の部類で、しかも黄鉄鉱により置換されているため、大きく重たいのが特徴です。

こちらには別の部分化石が付着しています。

腕足類は現世にも存在しますが、古生代カンブリア紀に出現し、古生代を通じて繁栄しました。その後、徐々に種類が減少し、現世に至ります。

腕足類は海洋生物で、主に海底に生息しています。殻をわずかに開き、内部に水流を作り出してプランクトンなどを捕食します。

2つの殻は筋肉でつながっていたと考えられています。軟体部分は化石として残らないため、化石では殻だけが見つかります。パラスピリファーはご覧のように非常に厚みがあります。

左右53ミリほどあります。パラスピリファーのなかでもかなり大型の個体です。

100円玉との比較。米国オハイオ州の古生代デボン紀から発見された、大型の腕足類、パラスピリファーの上質個体です。全体が黄鉄鉱によって置換されている重たい標本です。