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保存状態抜群、サイズあり、ロシア産ヴォロネジで採集されたデボン紀の腕足類、スピリファー(Spirifer)の化石/【ot3472】
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こちらはロシアのヴォロネジの古生代デボン紀の地層から発見された腕足類、スピリファーの化石です。素晴らしい保存状態です。

腕足類(ブランキオポッド)は、古生代に特に繁栄した海洋性の無脊椎動物のグループです。現代にも少数ですが生息しています。腕足類は二枚の殻を持っていますが、二枚貝とは異なります。腕足類は殻の開閉に筋肉を使用しますが、二枚貝は靭帯を使います。彼らはプランクトンを濾過して栄養を摂取していました。

このスピリファーは古生代に大繁栄していました。しかし、史上最大の地球規模の大量絶滅とされるペルム紀末の絶滅に巻き込まれ、その多様性を失います。この大量絶滅では、ほとんどすべての生物が絶滅しました。海洋生物の実に90%以上が絶滅し、昆虫でさえも大打撃を受けたと言われています。地球史上、5回の大量絶滅が記録されていますが、昆虫が大量絶滅した唯一の事例とも言われています。この絶滅により、三葉虫や多くの棘皮動物が絶滅しましたが、この腕足類のグループは、ぎりぎりのところで生き延び、現世に至っている非常に珍しい生物群の一つです。

二つの殻がほぼ完璧な状態で保存されています。

左右で53ミリもある大きなスピリファーです。

100円玉との比較です。保存状態抜群で、サイズもあり、ロシア産ヴォロネジで採集されたデボン紀の腕足類スピリファーの化石です。
商品スペック
商品ID | ot3472 |
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年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 保存状態抜群、サイズあり、ロシア産ヴォロネジで採集されたデボン紀の腕足類、スピリファー(Spirifer)の化石 |
産地 | Voronezh,Russia |
サイズ | 5.3cm×3.5cm×厚2.8cm |
商品解説 | 保存状態抜群、サイズあり、ロシア産ヴォロネジで採集されたデボン紀の腕足類、スピリファー(Spirifer)の化石 |
腕足類とは?
腕足類(わんそくるい)とは?
腕足類は、古生代に最も繁栄した海の生物の一つで、今から約5億年前のデボン紀を中心に活躍していました。見た目は貝に似ていますが、貝類とは全く異なる系統の生物です。
■特徴は?
1.二枚貝のような殻
腕足類は、2枚の殻を持ち、その殻を上下に開閉することができました。この殻の形状が、貝類に似ているため、しばしば混同されがちです。
2.軟体の腕
殻の内部には、軟体の腕を持っており、これを使って岩などにしっかりと固定していました。流されないように固定し、安定した場所で過ごすことができました。
3.フィルターフィーディング
腕足類は動かず、プランクトンなどを濾過して摂取する「濾過摂食」を行っていました。水中を漂う小さな生物を体内に取り込み、栄養を得ていたと考えられています。
4.深海に生息
腕足類は海底深くに住んでおり、安定した水流がある場所で過ごしていました。これにより、安定した環境で生きることができました。
■絶滅した理由
現生ではあまり見かけませんが、古生代のデボン紀に大繁栄を遂げた腕足類は、ペルム紀の大絶滅などを乗り越えて長い間生き残りました。しかし、その後の大絶滅や環境変化によって、現代の海洋環境ではほとんど姿を消してしまいました。
■化石としての重要性
腕足類の化石は古生代の海洋環境や生物群の研究において非常に重要です。化石としてよく発見され、かつての地球の海の様子を知る手がかりを提供してくれます。