今から２７年前の国内化石ショーでお披露目された、マクロプス・タイタン（Macropus titan）の下顎の化石 化石 販売

こちらはいったい何の化石だと思いますか？下顎の化石であることは想像が付きますよね。実は、こちらは新生代更新世に生息していたカンガルーの絶滅種の化石です。その名もマクロプス・タイタン。種小名からもわかるように、成長するとかなり大きくなるカンガルーだったようです。

こちらは２００６年１２月の東京の化石ショーでお披露目された、希少なオールドコレクションです。２７年前の品でありながら、この保存状態。前オーナーの化石愛を感じさせます。こちらの化石も今や新たに採掘されることがない地域で発見されたものです。すでに国内に流通している品以外は入手がかなわない希少品であります。今後もこの状態を維持して、大切にしてくださる方を募集いたします。

はっきりと保存された歯の数々。

マクロパスの仲間は大型のカンガルーで、現世種も存在します。こちらのタイタンは化石種（すでに絶滅）です。ちなみに化石種だけで１０種類以上あります。

更新世（２５８万年前から１万年前）の化石ということもあり、総じて保存状態は良好です。

カンガルーは主に植物を食べる草食動物ですが、一部昆虫を食べる種類もいるそうです。タイタンも雑食だった可能性もありえますね。

左右１０センチほど。

１００円玉との比較。今から２７年前の化石ショーでお披露目された、マクロパス・タイタンの下顎の化石です。