ブルー・ジョンに似た、魅力的な色のバンドを持つ、レインボーフローライト（fluorite） 鉱物 販売

こちらは人気のレインボーフローライトです。タワー型。

レインボーの名があらわすように、色の層が何十にも重なっています。

一見すると黒っぽい標本ですが、バックライトを当てると、ご覧のように色の層が浮かび上がります。

フローライトの和名は蛍石（ほたるいし）。その名の通り僅かな蛍光性を備えており、とてもカラフルです。ただ、普通は緑一色であることが多いのですが、本標本のように複数の色を呈する装飾的で魅力あふれる個体があります。

フローライトはバリエーションの多い鉱物でもあります。世界中で産出するため、呈色の仕方もバラエティに富んでおり、コレクションのしがいのある鉱物でもあります。

様々なフローライトが存在する中、最も有名なのはイングランド・ダービーシャー州で採集されるブルー･ジョンと呼ばれる青紫色の標本でしょう。また、本個体のように中国で採れる青紫でかつ層状の標本もブルー・ジョンと似た味わいを持っています。

バックライトを当てた様子。フローライトの多くは紫外線のもとで蛍光性を帯びることが分かっています。蛍光灯には紫外線がほとんど含まれていないため、はっきりとした蛍光性を示しませんが、太陽光のもとでふわっと浮かび上がるような味わいを示します。

見事な色合い。フローライトの色は、その含有物で変化します。緑色が最も一般的で、金色や紫、青を呈する場合があります。

底面。

中国はフローライトの一大生産地です。その鉱床は他の産地にはない色鮮やかで、色の帯状のバンドを持つ標本があります。イングランドの古典的なブルー・ジョンと似た見事な色合いでコレクターを魅了します。