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一生もののお宝!オルニトミムス類「指骨と巨大ハンドクロウ」の連結標本……全長19.5cmの圧倒的存在感/【di1822】
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こちらは、米国モンタナ州カーター郡のヘルクリーク累層から発見・採集された、オルニトミムス類のハンドクロウ(Hand claw)と指骨の連結化石です。
“爪”にあたる末節骨と、その直前につながる指骨が組み合わされた、非常に見応えのある標本です。末節骨には神経血管溝をはじめとする本来の構造が見事に保存され、オルニトミムス類特有の細長く、しなやかな輪郭が際立っています。
爪骨単体でも約10cm級に達する非常に大型の個体で、指骨と合わせたロングカーブ計測は実に19.5cm。サイズ、保存状態、存在感を兼ね備えた、極めてコレクション性の高い一級の標本です。
オルニトミムス類は、白亜紀に繁栄した獣脚類恐竜の一群です。ダチョウを思わせる細長い脚と長い首、歯のないクチバシを持つことから、「ダチョウ恐竜(Ostrich dinosaurs)」とも呼ばれています。
二足歩行で非常に速く走ることができたと推定されており、比較的長い前肢の先には、このような細長いハンドクロウを備えていました。
一般的に見られるオルニトミムス類のハンドクロウと比べても際立って大型で、「巨大」と申し上げても差し支えないほどのサイズです。しかも、ただ大きいだけではありません。このあと詳しくご覧に入れますが、表面のディテールまで精緻に保存されています。
末節骨、すなわち爪骨の側面に走る神経血管溝(blood groove)の保存状態は、まさに鳥肌モノです。
生前は、この爪骨の上をケラチン質の爪鞘が覆っていました。そのため、生きていた当時の爪は、化石として残った爪骨よりもさらに太く、長く、鋭い姿をしていたと考えられます。
これほど大型で保存状態の良い標本であれば、爪骨単体でも十分に高い価値を誇ります。
本標本は、それに加えて直前の指骨まで備えた連結標本です。単体の爪骨とは異なり、指先の構造と本来の大きさを立体的に想像できる点でも、資料価値と展示映えの両方で優れています。
大型ハンドクロウと指骨を一体として鑑賞できる、極めてコレクション性の高い標本です。
人間の手と比較すると、この恐竜がいかに長大な指と立派な爪を備えていたのか、一目でおわかりいただけることでしょう。
爪骨単体でも約10cm級。さらに細長い指骨が加わることで指先全体の姿が浮かび上がり、単体の爪では得られない圧倒的な存在感が生まれています。
末節骨の神経血管溝は、両面ともしっかりと保存されています。この溝には、生前、爪を覆っていたケラチン質の爪鞘へつながる血管や神経が通っていたと考えられます。
ヘルクリーク累層から採集される恐竜には、ティラノサウルスと同じ時代、同じ地域に生きていたという格別のロマンがあります。まさに、恐竜時代の最終章を生きた生物です。
オルニトミムス類のハンドクロウは、肉食恐竜に見られる大きく湾曲した鉤爪とは異なり、細長く、比較的緩やかなカーブを描いています。本標本でも、その特徴的な輪郭を存分にご覧いただけます。
オルニトミムス(Ornithomimus)は、「鳥に似たもの」を意味します。現代のダチョウを思わせる細長い脚と軽快な体つきを備え、速く走る生活に適応していました。
オルニトミムス類とダチョウは異なる系統に属しますが、走行に適した体形には多くの共通点があります。このように、異なる系統の生物が似た環境や生活様式に適応し、よく似た特徴を獲得することを「収斂進化」と呼びます。
収斂進化の例はほかにも、魚類のサメと哺乳類のイルカ、鳥類の翼と翼竜の翼などに見ることができます。
上から観察すると、爪骨には非常に立体的な厚みと膨らみがあることがわかります。一方、指骨の中央部はキュッと細く引き締まり、両端へ向かって再び幅を増しています。
爪骨の力強い立体感と、指骨の細長く優美な形。この対照的な造形を一つの標本で見比べられることも、連結化石ならではの大きな見どころです。
オルニトミムス類は、こうした長い指と爪をどのように使っていたのでしょうか。
その用途については複数の説がありますが、獲物を仕留めるための武器というよりも、木の枝を引き寄せたり、植物を手繰り寄せたりするための“生活道具”として使っていた可能性が考えられています。
恐竜の爪化石は、歯と比べてはるかに希少です。歯は生涯にわたって何度も生え替わりますが、手の爪骨は左右の手に限られた数しかなく、生え替わることもありません。
さらに本標本は、一般的なオルニトミムス類のハンドクロウと比べても際立って大型で、直前の指骨まで伴っています。希少性、大きさ、保存状態、そして展示した際の存在感を兼ね備えた、特別感のあるコレクションです。
爪骨の先端から指骨の端まで、標本の曲線に沿って計測したロングカーブは、なんと19.5cm。
これは爪骨と指骨を合わせた連結標本としての計測値ですが、爪骨単体でも約10cm級に達します。手に取った瞬間、思わず「大きい」と声が出るほどの圧倒的なサイズです。
100円硬貨との比較です。
硬貨と並べることで、大型の爪骨が持つボリュームと、細部まで残された神経血管溝の鮮明さが、よりはっきりとおわかりいただけることでしょう。
全長19.5cmの堂々たる連結標本。サイズ、造形、保存状態のすべてにおいて見応えのある、極めて上質なオルニトミムス類のハンドクロウです。一生モノのお宝として、末永く大切に愛でていただければと思います。
著作権保護・転載禁止
こちらは白亜紀後期を駆け抜けた韋駄天恐竜、オルニトミムス類の想像復元動画です。
商品スペック
| 商品ID | di1822 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 一生もののお宝!オルニトミムス類「指骨と巨大ハンドクロウ」の連結標本……全長19.5cmの圧倒的存在感 |
| 産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
| サイズ | ロングカーブ計測19.5cm |
| 商品解説 | 一生もののお宝!オルニトミムス類「指骨と巨大ハンドクロウ」の連結標本……全長19.5cmの圧倒的存在感。Hell Creek Formation, Carter County, Monatana, U.S.A. |

オルニトミムスとは?
恐竜界の韋駄天!それがオルニトミムス
オルニトミムスは白亜紀後期のマーストリヒト期、つまり恐竜絶滅の瞬間まで北米に存在した恐竜です。オルミトミムス科を代表する恐竜です。

オルニトミムス「画:川崎 悟司」
体長3.5m、体高2m、体重150kgと現生のダチョウを一回り大きくしたような体をしていました。また、スマートな体型、力強い足から、ダチョウ(チーターに次ぎ、生物2位の俊足)なみに高速で走ることができたと考えられています。

オンタリオ博物館 画像「オルニトミムス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
鳥と恐竜の中間的存在
”鳥もどき”の名のとおり、鳥の特徴を多く備えており、鳥と恐竜の中間的な生き物として貴重な研究材料としてもよく知られています。
オルミトミムスの最大の特徴の一つは、爪(3本)です。長くスレンダーな手とまるで鳥のような頭蓋骨を持っていました。手は非常に長く、研究者によれば捕食中にバランスをとるために使用されたと考えられています。

胃の中にたくさん石が!
獣脚類にも関わらずクチバシがあり、歯が存在しないことから、小動物の丸呑みや草食だったと考えられる。事実オルニトミムスの胃からたくさんの胃石(腸で植物をすりつぶすために自ら飲み込んだ石)が見つかっている。




























