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プライスレス!レア of レア!これは幻級……1kg超のアパトサウルス(Apatosaurus)、足の鉤爪(フットクロウ)/【di1722】
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この黒褐色の存在感あふれる化石、一体なんだと思いますか?左右対角は20センチをゆうに超え、重量はなんと1kg以上。
正体は、ジュラ紀後期の巨大な竜脚類……アパトサウルスの脚爪の化石です。
「希少」という言葉では到底足りないほどの逸品。一生に一度入手できれば幸運と言えるレベルの、極めて貴重なコレクションアイテムです。
恐竜ファンならアパトサウルスの名を知らない人はいないでしょう。ジュラ紀後期の北米に生息し、体長は20メートルを超え、成体の体重は20トン以上……現生の最大陸生動物であるゾウのおよそ4倍にも達したとされます。現代人にはにわかに信じがたい体躯を誇った生物でした。
そんな“ファンタジーレベル”に巨大な生物の足爪であれば、このサイズと重量も納得いただけるはずです。
しかも本標本は、単に大きいだけでなく、爪本来のフォルムをしっかりと保っている点も大きな見どころです。

ちょっと持ち上げてみると……1kg超の質量が、手のひらにずっしりとのしかかってきます。「爪1本でこの重さか……」と驚かされると同時に、成体の竜脚類恐竜が持っていた存在感が、この爪化石1本からじかに伝わってきます。これは直に持ってみないと分からない感動です。
この黒褐色は、米国西部に広がるモリソン層由来です。同じ時代、同じ大地には、あのアロサウルスも生息していました。アロサウルスの化石の多くもモリソン層から採集されており、濃淡の差はあるものの、このような黒褐色から茶褐色に近い色合いを呈することは、コレクターの皆さんならよくご存じのことでしょう。

両面ともに見事な保存状態を保っています。表面にはナチュラルな風合いと緻密なパターンが広がり、保存状態の高さを物語っています。
本標本は、10年以上にわたり国内のヘビーコレクターのもとで大切に守られてきたオールドコレクションです。
このクラスの化石が一般市場に出回ることはほとんどなく、価値を即座に理解したコレクターの手に渡り、そのまま長年愛蔵されるのが常です。また、冷暗所で丁寧に保管されてきたため、現在も極めて良好なコンディションを維持しています。

下側は、かつて地面に接していた部分で、中央にわずかな“くびれ”が見られます。
さて、「アパトサウルス」という名前には、“欺くトカゲ”という意味があります。これは19世紀後半、尾椎下部の血道弓(尾椎の下側のV字になっている部位)の形が海生爬虫類モササウルスに似ていたため、命名者のマーシュが「紛らわしい」と感じたことに由来します。
しかし、この恐竜の“欺き”はそれだけではありません。研究史そのものが困惑の歴史となっています。たとえば発見者マーシュは、アパトサウルスとよく似た巨大恐竜を「ブロントサウルス」と名付けます。ところが20世紀初頭、リグスが「ブロントサウルスはアパトサウルスの同物異名(=同じ恐竜)」だと結論づけました。
ところが時は流れ、21世紀に入った2015年には、再び「ブロントサウルスを独立した属として認めるべき」との研究が発表されます(ただし異論も存在します)。
このようにアパトサウルスは、発見当初から現代に至るまで、まさに“欺くトカゲ”の名にふさわしく、人々を惑わせ続けてきた恐竜なのです。

横に寝かせて撮影した一枚。爪らしい独特の強いカーブが際立っています。
よく「アロサウルスはアパトサウルスの幼体を狩った」と語られますが、このような爪を備えた成体を相手に狩りを仕掛けるのは、まず不可能だっただろうと容易に想像できます。もちろんアロサウルスの爪も鋭く立派で相当な大きさを誇りますが、そのサイズ差、質量差は圧倒的です。
この爪の持ち主は、きっと地域の「王」として振る舞っていたことでしょう。爪1本からでも、凄まじい存在感がひしひしと伝わってきます。

たった一本の爪化石から、これほどの威厳を感じ取ったのは初めてです。なんという存在感でしょう。

アパトサウルスの化石が見つかるモリソン層は、当時、季節性のある半乾燥の氾濫原や湖沼が広がる地域だったと考えられています。そこには豊かな植生が広がり、恐竜たちが暮らすのに十分な環境が整っていました。
最初の化石発見からしばらく、アパトサウルスはこうした水辺で水中生活を送っていたのではないかと推測されていましたが、現在では完全な陸生動物であったと考えられています。

爪先のセクションをクローズアップしてみました。ご注目いただきたいのは、表面に残されたテクスチュアの精妙な保存です。遠目には一様な茶褐色に見えますが、近づくと緻密な組織が幾重にも重なったような特殊な構造が浮かび上がります。
この化石の魅力は、もちろんその大きさ・重量・フォルムにありますが、同時に、このような緻密で良好な保存状態もまた、大きな見どころのひとつです。

基部になるほど著しく肥厚し、強靭な体重を支えたのだと感じさせます。

上から眺めてみましょう。実はこのように扁平な形状をしているのです。もちろん凄まじい厚みはありますが、全体として見ると、確かに爪特有の扁平なフォルムを備えていることが分かります。

こちらは中節骨へと続くセクション、つまり根本部分の断面です。周長はなんと26センチ!

対角最長部を計測すると、およそ22センチに達します。

こちらは100円硬貨との比較写真です。巨大な竜脚類恐竜は、その地域をまさに支配する存在だったことでしょう。
それゆえ化石の産出量は非常に限られており、なかでも爪の化石は極めて稀少です。長年コレクションを続けてこられた愛好家であれば、アパトサウルスの爪化石がいかにプライスレスな存在であるか、ご存知のはずです。
どうかこの標本を末永くご愛蔵いただき、宝物として後世に残してくださる新たなオーナーをお待ちしております。
商品スペック
商品ID | di1722 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | プライスレス!レア of レア!これは幻級……1kg超のアパトサウルス(Apatosaurus)、足の鉤爪(フットクロウ) |
産地 | Morrison Formation,Wyoming,U.S.A. |
サイズ | ロングカーブ計測22.3cm 周長28cm 1055g |
商品解説 | プライスレス!レア of レア!これは幻級……1kg超のアパトサウルス(Apatosaurus)、足の鉤爪(フットクロウ) |
アパトサウルスとは?
ブロントサウルスとして知られるアパトサウルス
アパトサウルスは最も人気のある恐竜の一つでしょう。しかし、以前はブロントサウルスと呼ばれるなど、名前が混乱した経緯があります(ブロントサウルスは認知度が上がったころに、先に学名登録されたアパトサウルスと同種であることが判明し、アパトサウルスに統一)。
画像「アパトサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
日本名では雷竜として親しまれています。
恐竜と言えば、
1.凶暴なティラノサウルス
2.角があるトリケラトプス
3.空を飛ぶプテラノドン
4.超巨大なアパトサウルス(ブロントサウルス)
という感じで認知度四天王と言っても過言ではありません。
ニューヨーク自然史博物館 画像「アパトサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
アパトの意は、「あてにならない」というギリシャ語に由来します。アパトサウルスの一部の骨が巨大海生爬虫類のモササウルスと間違われるなど、よく他者と間違われる恐竜です。
アパトサウルスの巨大さは桁外れに大きく、成体で少なくとも体長20m以上/体重25tほどあったと考えられています。ジュラ紀の覇者のような風貌だったことでしょう。
ディプロドクスの仲間としては、非常に厚みがある体をしており、首の骨も太いのが特徴です。尾は地面につけずに、歩行の際左右に大きく揺らすことで全体バランスを保つ役割を果たしていたと考えられています。
アパトサウルスは米国ワイオミング州の鉱山で見つけられていますが、発見個数が非常に少なく、大変希少な恐竜でもあります。
画像「アパトサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org