比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石 ティラノサウルス科 販売

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比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石/【di1719】

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1719】

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比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その1)

こちらは、白亜紀後期カンパニアン期(約7,600〜7,500万年前)の北米西部(カナダ・アルバータ州、米国モンタナ州)に生息していた、大型ティラノサウルス科の恐竜・ゴルゴサウルスの極めて美しい歯化石です。これまでに扱ったゴルゴサウルスの歯化石の中でも、群を抜いて美しい標本といえるでしょう。

ゴルゴサウルスはティラノサウルス科の中では、俊敏な体形を特徴とするアルバートサウルス亜科に位置づけられています。最も近縁なのは、やや後の時代に登場するアルバートサウルスです。両属は非常によく似ており、歯化石だけで判別するのは困難ですが、本標本はジュディスリバー層から産出しているため、近年の研究を踏まえるとゴルゴサウルスと考えるのが妥当です。

ご覧のとおり、縁部には非常に美しい鋸歯(きょし/セレーション)が鮮明に残されています。ここまで鋭く明瞭な鋸歯を保ったゴルゴサウルスの歯化石はきわめて稀です。まさに恐竜化石コレクター必携の一級品といえるでしょう。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その2)

ゴルゴサウルスは成長すると体長8メートル以上、体重3トンに達したとされる大型の獣脚類恐竜でした。その頭骨は最大で1メートル近くに達し、非常に大きなものでした。一方で、骨の内部には空隙が多く存在し、開口部も広く、全体として大幅な軽量化が進んでいたことがわかっています。捕食に適した強靭かつ軽量な構造だったと考えられます。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その3)

ご覧のとおり、両面ともに本当に素晴らしく、非の打ち所がない見事な保存状態を維持しています。ゴルゴサウルスの推定咬合力は、少なくとも22,000ニュートン、最大では40,000ニュートンを超えていたと考えられています。

ニュートンとは、物体に加わる力の大きさを表す単位です。22,000ニュートンという数値は、実に2トンを超える咬合力があったことを意味しています。幼体のうちはさほど強くなく、亜成体の後期以降になると指数関数的に増加したと考えられています。人間でいうところの成長期(成長スパート)のようなものでしょうか。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その4)

これを超えるゴルゴサウルスの歯化石は、そうそう現れるものではありません。光沢を帯びた美しいエナメル質、鋭い鋸歯が並ぶ縁部、優美なカーブを描いたフォルムなど、見どころにあふれる一級標本です。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その5)

こうした美麗な標本は、さまざまな角度から撮影したくなります。どの角度から見ても美しい……。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その6)

ゴルゴサウルスは主に、カナダ・アルバータ州のダイナソーパーク層、米国モンタナ州のジュディスリバー層やトゥーメディスン層から産出します。本標本はジュディスリバー層産です。

約7,500万年前の当時、北米の中央部には「西部内陸海路」が存在し、その西側の沿岸平野には大河川が流れていました。気候は亜熱帯性で、季節性が強く、雨季と乾季が明確に分かれていたと考えられています。特に乾季には干ばつが発生し、その影響で大量死したとみられる恐竜の化石がしばしば発見されています。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その7)

インナーセレーションにご注目ください。まるでファスナーのように、緻密な鋸歯がびっしりと並んでいます。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その8)

根本から撮影しました。さすがティラノサウルス科のゴルゴサウルスといったところでしょうか。分厚く、がっしりとした歯の基部(根元部分)が確認できます。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その9)

長い方のカーブに沿って、約40ミリあります。

比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石(その10)

100円硬貨との比較写真です。ジェム級の保存状態を維持したコレクショングレード標本、希少なティラノサウルス科ゴルゴサウルスの歯化石です。

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商品スペック

商品ID di1719
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石
産地 Judith River Formation, Montana, U.S.A.
サイズ ロングカーブ計測4cm 周長5cm
商品解説 比類なき保存状態!ジェム級標本……ティラノサウルス科の希少属、ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)の歯化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

ゴルゴサウルスとは?

名前の由来

ゴルゴサウルスの名前は、”おそろしい爬虫類”という意味です。白亜紀後期(7700万年から400万年前)の北米(西地方)に生存してました。

ティラノサウルスの仲間である獣脚類ティラノサウルス科に属し、草食恐竜などを捕食していました。ゴルゴサウルスの化石は他の獣脚類とたびたび混同されてきた経緯があります。現在でも、アルバートサウルスと区別することが容易ではありません。

ゴルゴサウルス

ゴルゴサウルスの特徴

ゴルゴサウルスは他のティラノサウルスの仲間と同じように、二足歩行をし、成体ともなれば1t以上にもなる巨大な体躯(たいく)を有していました。また、鋭く巨大な何十という歯をしっかりとしたアゴに並べていました。ティラノサウルス科に見られる、2本指を持った小さい腕(巨大な体躯に比較して)という特徴もやはり持っています。

ゴルゴサウルス

画像「ゴルゴサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

ゴルゴサウルスはアルバートサウルスに大変近いと考えられています。またティラノサウルスともやや遠いながらも似ている面が多数あります。アルバートサウルスとは酷似しているといっても過言ではなく、頭骨の微妙な違いが種の判別に使われています。

専門家の中には、アルバートサウルスはゴルゴサウルスの成長の中途段階の幼体ではないかと主張する人たちがいます。

ゴルゴサウルスは、食物連鎖の頂点にたつ恐竜として、海の近くの湿地地帯の付近に生存していました。こういった地域には、角竜類(トリケラトプスなどの仲間)やハドロサウルスがたくさん生きており、こういった草食恐竜を捕食していました。

同じ地域には、同じティラノサウルス科の恐竜であるダスプレトサウルスがおり、共存共生していたようです。ダスプレトサウルスはゴルゴサウルスと同じくらいの立派な体躯を有し、両者の間には専門家でないと見分けが付かない程度の違いしかありません。

もう少し詳しくゴルゴサウルスを見ていきましょう。

ゴルゴサウルス

画像「ゴルゴサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

ゴルゴサウルスの体躯

ゴルゴサウルスはティラノサウルスやタルボサウルスより小さく、アルバートサウルスやダスプレトサウルスとほぼ同程度の大きさです。成体になれば、8~9mになります。

古生物学者の意見では、もっとも大きな成体では、推定2.4t程度の体重があったということです。これは現生の象の半分にも達する体重です。競走馬にして5頭分にも及びます。ティラノサウルスに比べますと、おおよそ半分程度の体重になります。

頭骨の大きさは実際に発掘されているもので、最大のもので99cmで、これはダスプレトサウルスの頭骨よりやや小さいサイズです。ほかのティラノサウルスの仲間と同じように、体に比べて、特に頭骨が大きい特長があります。

ゴルゴサウルス

画像「ゴルゴサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

ハドロサウルスを襲うゴルゴサウルス

アルバートサウルスとゴルゴサウルスは、ダスプレトサウルスや他のティラノサウルスの仲間に比べて、長細い(スマートな)頭骨を有していました。

ゴルゴサウルスの歯の特徴

ゴルゴサウルスの歯は他のティラノサウルスの仲間とよく似ています。8つの前上顎骨歯が上あごの鼻先に並んでいます(Dの字形状をしている点や他の歯に比べて小さい点も同様に似ています)。総じて、幅広い歯(ティラノサウルス科ではない獣脚類の特徴)ではなく、頑丈で太いタイプの歯を持っています。

ゴルゴサウルスは8本の前上顎骨歯と26-30本の前歯、30-34本の下アゴ歯を持っており、やはりアルバートサウルスやダスプレトサウルスと同じ程度の数になります(ティラノサウルスやタルボサウルスに比べるとやや少ない)。

ゴルゴサウルスは1914年にローレンス・ランベにとって最初に記載されました。その名前はギリシャ語のGorgos(恐ろしいの意)に由来しています。

ゴルゴサウルス

画像「ゴルゴサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

カナダアルバータ州、ロイヤルティレル博物館

種の混同

20世紀に、いくつかの種が間違ってゴルゴサウルスと認定されてきた経緯があります。モンタナ州ヘルクリークで見つかったやや小さいティラノサウルス科の全身骨格はゴルゴサウルス・ランセンシスと命名(1946年)されました。この種はのちにロバート・バッカーによってナノティラノヌススと再命名(1988年)されています(ナノティラヌスは現在でも、ティラノサウルスの幼少期と考えている考古学者が多数います)。

ダスプレトサウルスとの共存共生

ダイナソーパーク塁層では、ゴルゴサウルスはダスプレトサウルスと共存共生していました。これは、その地域での食物連鎖の頂点に立つ二種が共存している、という点で大変珍しく、現生でも例がないといわれています。

なぜ、このようなことが生まれたのか、いまだ解明されていませんが、1970年にデール・ラッセルは一つの重要な事実を発見しています。ゴルゴサウルスは積極的に、水かき状の足を持つハドロサウルスを捕食しており、一方で、敵にするにはやっかいな角竜類やアンキロサウルスはダスプレトサウルスに任せていたのではないかという点です。

しかしながら、ダスプレトサウルスの化石の中から、ハドロサウルスの幼体が発見されていることもあり、完全に捕食対象が分かれていたわけでもなさそうです。

ゴルゴサウルスVSダスプレトサウルス

ゴルゴサウルスとダスプレトサウルスのどちらが圧倒的に優れている部分もなく、ほぼ同程度の体格と能力を有していましたが、ゴルゴサウルスはどちらかというとやや北のほうで多数発見されていますが、ダスプレトサウルスは南でよく発見されている、という特徴があります。同様のことが、カスモサウルスやハドロサウルスなどの草食恐竜でもあったようです。

そこで古生物学者のホルツは、次のような考えを発表しています。ゴルゴサウルス、ダスプレトサウルス、カスモサウルス、ハドロサウルスの住みたい場所が違った。何ともファジーな発表ではありますが、ゴルゴサウルスはやや寒さに強く、ダスプレトサウルスが弱いとすれば、ありうる話です。

白亜紀もいよいよ後期の後期になってくると、ティラノサウルス・レックスのような超巨大なティラノサウルス科が出現し、南北問わず、制覇していきます。

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