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獣脚類化石コレクターのマストアイテム!モリソンブラックをまとった、極めて美しい、アロサウルス・フラギリス(Allosaurus fragilis)の母岩付き歯化石/【di1712】
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この母岩付きのマットブラックの歯冠を見ると、我々古生物ファンは、条件反射的に魅入られてしまう仕組みになっているはずです。きっと、画面の前の皆さんも、メデューサに睨まれたように石化してしまっているのではないでしょうか。
そうです、こちらはアロサウルスの歯化石です。アロサウルスは、約1億5500万~1億4500万年前のジュラ紀後期に生息していた大型肉食恐竜です。名前の意味は「異なるトカゲ」で、軽くて独特な椎骨にちなんでいます。化石コレクターにとっても、まさに「異質」の存在です。
まず、圧倒的に入手が難しい。困難と言ってもいいかもしれません。
白亜紀の恐竜の歯化石と比べると、その希少性は一段と増します。加えて、アロサウルスの化石は一地域でしか採集されないため、必然的に希少性はグンと増します。化石コレクター、とくに獣脚類の歯化石のヘビーコレクターにとっては、垂涎の標本であり、コレクション全体を完成させる上で欠かせない「マストアイテム」のはずです。
この歯冠を包む漆黒の色調は、モリソン層で採集された証であるのと同時に、コレクターの心をぱっと弾けさせるサインのようなものでしょう。
モリソン層から採集されるアロサウルスの歯化石の多くは、“母岩付き”です。これがまた、たまらない。露頭をそのまま切り取ったような、無骨で味わい深い雰囲気が、コレクターのハートを鷲掴みにします。母岩の薄いカーキ色との対比が、歯冠の魅力をいっそう引き立てます。
こちらの個体の素晴らしい点は、なんといってもこの渋い艶。一見するとマットな質感ですが、角度を変えると、なめらかな光沢がふっと顔をのぞかせます。いかに保存状態が良いか、一目でお分かりいただけることでしょう。
歯の縁部には、鋭い鋸歯(きょし、セレーションとも呼ばれます)がしっかりと保存されています。アロサウルスは、当時の生態系における頂点捕食者として君臨していた大型獣脚類です。ステゴサウルスや小型の竜脚類などを狙って捕食していたと考えられています。
このセレーションは、アロサウルスが確かに「ハンター」であったことを物語る、わかりやすく象徴的な部位です。
いかがでしょう、このセレーションの残存率。インナー側に、ほぼ完全な形で保存されています。
先端下部のクラックについては、充填して修復し、きれいに仕上げることも可能です。しかし、あえてこのままにしておいていただきたい。100%ナチュラルであることこそ、この標本の最大の価値なのです。
裏面です。母岩は平らになるように調整されており、この面を底部にして展示すれば、ぴたっと安定して収まります。
側面からご覧いただきましょう。また、この角度からの長めも素晴らしい。ルートの断面がほぼ露出しており、かなり太い歯化石であることが、一目で分かります。ルートには芯のような構造が見られ、エナメル質の厚みをこの目で確かめることができる、非常に貴重な標本です。
ロングカーブ計測で約34ミリ。この佇まい、アロサウルス・コレクターにとっては、たまらない光景でしょう。
100円硬貨との比較写真です。アロサウルスの歯化石特有の、漆黒の「モリソンブラック」を、とくとご堪能ください。上質なアロサウルスの歯化石は、めったに市場に出回りません。ぜひ、この機会をお見逃しなく。
商品スペック
| 商品ID | di1712 |
|---|---|
| 年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
| 学名 | 獣脚類化石コレクターのマストアイテム!モリソンブラックをまとった、極めて美しい、アロサウルス・フラギリス(Allosaurus fragilis)の母岩付き歯化石 |
| 産地 | Morrison Formation,Wyoming,U.S.A. |
| サイズ | ロングカーブ計測3.4cm 母岩含め全体7cm×5.2cm×1.5cm |
| 商品解説 | 獣脚類化石コレクターのマストアイテム!モリソンブラックをまとった、極めて美しい、アロサウルス・フラギリス(Allosaurus fragilis)の母岩付き歯化石 |

アロサウルスとは?
1964年に、上野の国立科学博物館に、日本で初めて恐竜の骨格標本が登場 それがアロサウルスでした!!
日本の皆さんに馴染み深いアロサウルスは、ジュラ紀の北米で食物連鎖の頂点
同時代に存在していた草食恐竜(ステゴサウルス等の鳥脚類、アパトサウルス(通称:ブロントサウルス)等の竜脚類)を捕食していたと考えられている。歯単体の化石も結構存在し、頻繁に抜け落ちたと考えられている。

画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
激しい戦闘を繰り返していた
アパトサウルスとアロサウルスの足跡が同じ場所から見つかっており、アロサウルスが追いかけていたとされる。またステゴサウルスの尾のスパイク(4本のトゲ)がアロサウルスに一撃をかました痕跡や、ステゴサウルスの首にアロサウルスの噛み痕も見つかっている。

体長は平均8.5メートル、最大で12から13メートルとされる
画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
また、お互いの仲も悪かったらしく、アロサウルスの肋骨から他の個体の歯の化石が発見されたり、肩甲骨に他の個体の歯の跡らしきものが残っていた例がある。またバッカーの発掘地からは共食いされたアロサウルスの骨が見つかっている。

画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
アロサウルス大量死体のなぞ
ユタ州のクリーブランド・ロイド発掘地で、少なくとも73体分の恐竜の化石が集中して発見された。なぜそこにアロサウルスの化石が集中していたのかはわかっていないが、なぜかばらばらに重なり合っていた。

画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
このミステリアスな状況を受け、10本程度の論文が書かれた。その一例は、「泥や沼あるいは湧水池で足を取られて溺れた」「干ばつ時に水溜りに集まった個体がそのまま息絶えた」などである。いずれにしろこの化石の山のおかげで、アロサウルスは最も解明の進んだ獣脚類となり、大人気となった。

顎の力はそんなに発達しておらず、このように広角に口を広げ、一気に上あごを振り下ろして敵を襲っていたと考えられる
画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
骨髄炎で死んだアロサウルス
1991年に発見されたビッグ・アルと名づけられたアロサウルスは骨の研究の結果、感染症の骨髄炎で5本の肋骨、5個の椎骨、4個の足の骨をやられていた。これは致命傷と考えられている。

画像「アロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org






























