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【上質・好保存状態!】絵画のように美しいベージュのマトリクスに収まった、極めて保存状態の良いベレムナイト「ヒボリテス(Hibolites)」の化石/【an2765】
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こちらは、ドイツのジュラ紀の地層から採集されたベレムナイト「ヒボリテス(Hibolites)」の化石です。
ベレムナイトは、中生代の海で大繁栄した頭足類のグループで、現生のイカやコウイカなどに近縁な仲間と考えられています。彼らは体内に、主にカルサイト(方解石)からなる、非常に頑丈で重い「鞘(ロストラム)」と呼ばれる内骨格を持っていました。外見は現在のイカに似ており、10本の腕を備え、海中を活発に泳ぐ捕食者だったと考えられています。
本標本では、そのロストラムが明瞭な輪郭を残したまま、美しく保存されています。
写真上側の色が濃い部分がロストラムで、下側へ開く逆V字状の部分が房錐(フラグモコーン)です。房錐の内部には、部屋を区切っていた隔壁の輪郭も、横向きの弧状線としてうっすらと残されています。
通常、化石として見つかるのは頑丈なロストラムだけであることが多く、本標本のように、ロストラムと房錐を同時に確認できるものは希少です。
ベレムナイトは和名で「矢石(やいし)」とも呼ばれ、その名の通り、鋭く尖ったシャープな形状が特徴です。本標本のヒボリテスも、矢や槍を思わせる、細長く美しい形状を備えています。
なお現生のイカは、このような重たいロストラムを持っていません。進化の過程でロストラムを退化させ、「徹底的な軽量化」の道を選んだためです。その名残として、現在のイカの体には、透明なプラスチック板のように薄い「軟甲(なんこう)」が存在します。重い殻を失って体を限界まで軽くし、発達した筋肉である外套膜の力によって勢いよく水を噴き出すことで、現代のイカは海を素早く泳げるように進化したのです。
ちなみに恐竜時代にも、彼らのように硬い殻を持たない身軽なグループが存在していた可能性があります。しかし、軟体部は化石として極めて残りにくいため、その詳しい実態は今も多くの謎に包まれています。
ヒボリテス(Hibolites)は、ジュラ紀の海に生息していたベレムナイトの中でも、細長くスマートなロストラムを持つのが特徴です。
この重厚なロストラムは単なる骨組みではなく、水中で前後のバランスを取り、水平な姿勢を維持して泳ぐための「重し(バラスト)」として重要な役割を果たしていました。
古代の海を生き抜くために進化した、機能美あふれる造形を存分にお楽しみいただけます。
ベージュの上品な石灰岩に、明瞭に浮かび上がるロストラムの美しいシルエット。よく見ると、中央部には細かく仕切られた壁のような構造が見え始めています。これは、浮力を調整するための重要な器官である「気房(フラグモコーン)」へとつながる境界部分と考えられます。
そして、ロストラムのすぐ左側、前端側につながる形で、「気房」と考えられる隔壁状の構造を観察できます。これは、いわば「浮力調整タンク」の断面にあたる部分です。潜水艦のバラストタンクのように機能していた精密な小部屋の並びは、通常のベレムナイト化石ではなかなか堪能することのできない、本標本最大のハイライトです。
こちらはプレートの裏面です。ドイツが世界に誇る高級建築材「トロイヒトリンゲン大理石」として知られる石灰岩ならではの、緻密で上品なアースカラーの色合いがそのまま残されています。
プレートの厚みは約1.9cmと、非常にしっかりとしています。手にしたときの心地よい重量感と、ディスプレイ時の優れた安定感を備えています。
横幅20cmにおよぶ、存在感たっぷりの大型スラブです。
100円硬貨とのサイズ比較です。
絵画のように美しいベージュのマトリクス(母岩)に抱かれた、極めてクオリティの高いベレムナイトの美術スラブを、ぜひコレクションに加えてみませんか。
こちらは、ベレムナイトの想像復元図です。現生のイカによく似た姿だったと考えられています。大きな違いは、体の中に、化石として残る硬い鞘(ロストラム)が入っていたことです。
商品スペック
| 商品ID | an2765 |
|---|---|
| 年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
| 学名 | 【上質・好保存状態!】絵画のように美しいベージュのマトリクスに収まった、極めて保存状態の良いベレムナイト「ヒボリテス(Hibolites)」の化石 |
| 産地 | Treuchtlingen, Bayern, Germany |
| サイズ | 本体直線距離13cm 母岩含め全体20cm×7.4cm×厚1.9cm |
| 商品解説 | 【上質・好保存状態!】絵画のように美しいベージュのマトリクスに収まった、極めて保存状態の良いベレムナイト「ヒボリテス(Hibolites)」の化石 |

ベレムナイトとは?
べレムナイトは、頭足類に属する絶滅した軟体動物です。
ベレムナイト目Belemnitidaの総称。
形は現生のイカに良く似ています。
ベレムナイトで化石として残るのは、イカでいえば、甲の部分のようなところで、殻の先端に方解石でできた長い円錐状伸びた、鞘の部分です。 この部分、ちょうど矢の先端のようにも見えるのでベレムナイトは「矢石」とも呼ばれています。

ベレムナイトは、アンモナイトと同様、中生代白亜紀の示準化石として利用されます。ベレムナイトが繁栄したのはジュラ紀と白亜紀が主で,第三紀の始新世ごろまで存続しました。
代表属はベレムニテス(Belemnites)です。
ベレムナイトの軟体部は、ドイツやイギリスのジュラ紀の地層のなかに保存されていたことで知られています。それによると、腕の数は6、吸盤の代りに魚の目状のかぎがあり、墨汁?(ぼくじゆうのう)も持っていて、イカに似ていたことが分かっています。




























