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美しいローストブラウンに染まった美麗個体!マダガスカル・白亜紀層産のオウムガイ化石/【an2740】
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こちらはマダガスカル産の白亜紀のオウムガイ化石です。オウムガイは古生代中期頃に登場し、現生までグループとして命をつないできた長命の生物です。その形態を大きく変えることなく、何度も訪れた地球規模の大絶滅を耐えしのいできました。
和名の「オウムガイ」は、殻の巻き方が鳥のオウムの嘴(くちばし)に似ていることが名前の由来です。また、英名の「ノーチラス」は「水夫」を意味し、厚い殻を頼りに水圧に耐え、浮き沈みしながら遊泳する姿に由来しています。この個体は、マダガスカル産特有の美しいローストブラウンの殻色が特徴です。
表面は丁寧に研磨されており、美しい光沢を放ちます。なだらかな曲線を描く白い筋は、内部の部屋を仕切る「隔壁」が表面に現れた「縫合線」です。アンモナイトの複雑な模様に比べ、オウムガイの縫合線はシンプルで美しい波線を描くのが特徴です。
約1億年もの歳月を経てなお、これほど美しい姿を保っています。地球規模の大絶滅イベントを何度もくぐり抜けてきた、オウムガイならではの神秘的な造形美です。
なぜオウムガイが絶滅イベントに強かったのかについては諸説ありますが、「低代謝で餌が少なくても生き残れたこと」「屍肉も食べる柔軟な食性を持っていたこと」「深い海まで潜ることができたため、表層の激しい環境変化の影響を受けにくかったこと」などが挙げられています。
これは人間にたとえるなら、少ない食料でも長く暮らせ、特定の食べ物にこだわらず、さらに危険が迫ったときには安全な場所へ避難できるような生き方に近いかもしれません。
恐竜やアンモナイトのように、ある時代に大きく繁栄した生物ほど、環境が安定している間は強みを発揮します。しかし、地球規模の異変が起きると、その強みがかえって弱点になることがあります。たくさんの餌を必要とする生物、特定の環境に強く依存する生物、成長や繁殖の仕組みが環境変化に左右されやすい生物などは、急激な変化に耐えきれないことがあるのです。
一方、オウムガイは華やかに海の覇者となった生物ではありませんでした。動きはゆっくりで代謝も低く、現代のイカやタコのような俊敏な捕食者でもありません。しかし、その「地味さ」こそが、絶滅イベントでは最大の武器になったと考えられています。少ないエネルギーで生き、食べられるものを幅広く利用し、深い海の比較的安定した環境に身を置くことができた。つまり、変化の激しい時代を、無理に戦って勝ち抜いたというより、静かに耐え抜いた生物だったのです。
開口部の反りは、まさにオウムのくちばしのような形をしています。(写真をひっくり返してご覧いただくと、より分かりやすいです)
オウムガイといえば、この分厚い殻が特徴です。先ほどご紹介した英名「ノーチラス(水夫)」の通り、この厚みのある殻を活かして、高い水圧に耐えながら深海まで潜ることができました。
開口部をクローズアップしました。現在は内部に鉱物や堆積物が充填されています。中央には「連室細管(れんしつさいかん)」と呼ばれる管の痕跡を見ることができます。この小さな管を通して殻の奥まで海水や空気を送り、浮力をコントロールしていたと考えられています。
直径の最大部は約72ミリです。
100円硬貨との比較です。マダガスカル産の美しい飴色を呈する、オウムガイの上質な化石です。
こちらは、白亜紀のオウムガイの想像復元図です。
商品スペック
| 商品ID | an2740 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 美しいローストブラウンに染まった美麗個体!マダガスカル・白亜紀層産のオウムガイ化石 |
| 産地 | Madagascar |
| サイズ | 直径7.2cm 厚4.4cm |
| 商品解説 | 美しいローストブラウンに染まった美麗個体!マダガスカル・白亜紀層産のオウムガイ化石 |

オウムガイとは?
名前の由来
外観がオウムのくちばしに見えることから。英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来。
生きた化石
4億5000万年前~5億年前に誕生し、それから現在までほとんど進化していない。
眼
外側が平らになった独特の形をもつ。タコやイカのカメラ眼とは異なりレンズの構造がないため、視力はよくない。
食性
90本ほどの触手をもち、それぞれにあるシワに付着させる。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。






























